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【2025年最新 江東区】パン屋のゴミ回収|料金相場や業者の選び方を紹介
2025/07/11

江東区は清澄白河を中心に、お洒落なパン屋やカフェ業態が多く集まる人気の地域です。
一方で、日々の美味しいパン作りと共に頭を悩ませるのが、パン生地や使用済みオイルなど、パン屋特有の事業ゴミの処理ではないでしょうか。
本記事では、そんな江東区のパン屋の経営者の方に向け、ゴミ回収業者に依頼するメリットから、事業ゴミの基本ルール、料金相場、依頼方法などを詳しく解説していきます。

パン屋に特化!江東区でゴミ回収を業者に依頼するメリット

パン屋から出るゴミは、残ったパン生地や生クリーム、揚げ物に使った廃油など、一般の飲食店とは異なる特有のものが多く含まれます。
ここでは、江東区のパン屋の方が、ゴミ回収を業者に依頼することで得られる3つのメリットを解説します。
➀徹底した衛生管理ができる
パンやサンドイッチを提供するパン屋などの飲食店にとって、衛生管理を徹底するのは、お客様の安全と信頼を守るためにも非常に重要な要素です。
せっかく焼きたてパンの香りが漂う店先に、ゴミが滞留して悪臭が混じてしまうと、お客様の信頼は大きくそこなうことも。
江東区の収集運搬許可を持つ専門業者に定期回収を依頼すれば、ゴミの滞留を防ぎ、常に清潔で衛生的な環境を維持できるため、店舗のブランドイメージ向上にもつながります。
パン屋のゴミ回収におすすめの業者は?
パン屋のゴミ回収におすすめの業者は「飲食店のゴミ回収の実績がある業者」です。
ゴミ回収業者といっても、たとえば建築業、大型店舗に特化しているなど、業者により回収しているゴミがさまざまです。
クリメンでは、主に一都三県の飲食店を中心に、3,000件以上の回収サポートの実績があります。

②悪臭・害虫・近隣トラブルが防げる
高温多湿な環境下では、パン生地やクリーム、使用済みの油脂といった、水分・油脂の多いゴミは、腐敗するスピードがはやく、悪臭の発生源となります。
悪臭は、ゴキブリやネズミ、コバエといった害虫・害獣を呼び寄せてしまい、近隣店舗や住民からのクレームに発展し、最悪の場合には営業停止に追い込まれるリスクも。
ゴミ回収業者に、週2〜3回の定期回収を依頼することで、トラブルを未然に防ぐこともできます。
③スタッフの負担軽減&業務効率化に直結
ゴミの分別方法を調べたり、業者へ問い合わせたり、ゴミを処理場まで捨てに行ったりなどと、これら一連のゴミ処理業務は、スタッフの貴重な時間と労力を奪います。
ゴミ回収業者に任せられる部分は任せることで、スタッフはパンの仕込みや焼き上げ、お客様への接客といった、本来、注力すべき、パン屋の運営に集中することができます。
「ゴミ処理の手間が少なくなる=スタッフの負担軽減・本業へのリソース投下」にもつながり、店舗全体の生産性を高める大きなメリットとなります。
江東区における事業系ゴミ回収の基本ルール
パン屋やカフェから出るゴミは「事業系廃棄物」に分類されるため、家庭ごみと一緒に出すことは法律で固く禁じられています。
これは、事業主が自らの責任においてゴミを適正に処理しなければならない「排出事業者責任の原則」に基づくもので、ルールを遵守しない場合、法律違反に問われる可能性も。
ここでは、江東区における事業系ゴミ回収の基本ルールを解説していきます。
行政収集の利用 vs 許可業者への委託の違い

江東区で事業ゴミを処理するには、主に以下の2つの方法があります。
(※この他に「ゴミ処理場に自ら搬入する」方法もありますが、一般的ではないためここでは割愛します)
江東区の行政収集を利用する場合
1日のゴミ排出量が原則50kg未満の「少量排出事業者」が対象で、江東区が指定する「事業系有料ごみ処理券」をごみ袋に貼り、指定された曜日に排出する方法です。
ただし、パン屋から頻繁に出る、包装用のビニール、プラスチック、廃油、瓶・缶・ペットボトル、調理器具といった「産業廃棄物」は、行政では一切回収できません。
これらは、許可業者に別途依頼する必要があるため、注意が必要です。
江東区で収集運搬許可を持つ業者へ委託する場合
「事業系一般廃棄物(江東区の許可)」と「産業廃棄物(東京都の許可)」、両方の収集運搬許可を持つ専門業者と契約する方法です。
生ゴミや紙類だけでなく、行政では回収できない産業廃棄物や、イス・机などの粗大ごみまで、事業活動で出るあらゆるゴミをまとめて回収してもらえます。
また、パン屋の営業時間に合わせた回収頻度・時間帯に柔軟に対応してくれるため、最もスムーズかつ確実な方法です。
許可業者とは?法律と安全性のチェックポイント
許可業者とは、「事業系一般廃棄物なら江東区、産業廃棄物なら東京都から、廃棄物処理法に基づき、事業系ゴミの収集・運搬を公式に許可された専門業者」を指します。
万が一、この許可を持たない無許可の業者に委託すると、不法投棄などのトラブルに繋がるだけでなく、委託したパン屋(排出事業者)自身も法律違反に問われる可能性も。
「知らなかった」では済まされない罰則のため、ゴミ回収業者に依頼する場合には、必ず許可の有無を確認しましょう。
業者に頼むのが得策
これまで見てきたように、行政の収集は「少量」かつ「一般廃棄物のみ」という制約があります。
ゴミ回収業者は、お店の希望に合わせた柔軟な回収、法令遵守の観点からも安心して事業に集中できます。
クリメンでは、事業系一般廃棄物はもちろん、グリストラップ清掃・回収や廃油買取業者の紹介など、パン屋の方にとってお得なサービスを提供しています。

パン屋のゴミ回収:料金相場はいくら?

パン屋さんを運営するにあたり、ゴミ回収料金の相場が最も気になるポイントです。
しかし、料金は「定価」で決まっているのではなく、排出量、回収頻度、ゴミの種類、契約プランなど、さまざまな要因が絡み合うため、店舗により異なります。
ここでは、その料金相場に関わる要因と、コストを抑えるための3つの工夫を解説します。
ゴミの種類別:可燃ゴミ、生ゴミ、段ボール、オイル等
パン屋から出るゴミの処理単価は、「事業系一般廃棄物」と「産業廃棄物」とで大きく異なります。
まずは、パン屋でよく出るゴミがどちらに分類されるか、下の表で確認しましょう。
パン屋でよく出るゴミの分類表
分類 | 主なごみの種類 |
---|---|
事業系一般廃棄物 | ・売れ残りのパン、パン生地、野菜くずなどの生ごみ ・包装紙、紙コップなどの紙くず ・商品搬入で使われた段ボール |
産業廃棄物 | ・汚れたラップ、クリームの絞り袋などの廃プラスチック類 ・フライヤーなどで使った廃油 ・原材料容器やプラスチック製備品などの廃プラスチック類 ・壊れた金属製トングや焼き型などの金属くず ・割れたガラス製のショーケース部品などのガラスくず ・什器などの陶磁器くず ・壊れた厨房器具や椅子などの粗大ゴミ |
料金の基準として、江東区での事業系一般廃棄物の上限単価は46円/kgと定められており、パン屋の処理単価の相場は38円前後です。
一方、産業廃棄物は種類ごとに専門の処理が必要なため、明確な上限単価はありませんが、仕込みや営業中にでるビニールやプラスチックなどの単価相場は110円前後です(内容物により異なる)。
定期回収プラン別の目安価格(週2〜3回、小規模店舗の場合)
江東区内の小規模なパン屋さんで、週に2〜3回のごみ回収を業者に依頼した場合の1ヶ月の相場は、15,000〜30,000円(税別)です。
ただし、これはあくまで一般的な排出量を想定した参考価格であり、実際の料金は、ゴミの量、産業廃棄物の割合、契約プランによって変動します。
また、壊れた厨房器具や椅子などの粗大ごみを臨時に回収する場合は、別途、回収費用がかかるため、その都度見積もりを取りましょう。
コストを抑えるための3つの工夫(分別徹底・従量契約・店舗に応じた見積もり)
工夫次第ではゴミのコストを削減できる可能性もあるので、3つの工夫を紹介します。
- 1.分別徹底
- 生ゴミは水分をよく切ってから出すと、重量を減らせます。
- また、粗大ゴミなどを安価または無料で回収してくれる場合があるので、有料ゴミの削減につながる可能性もあります。
- 2.従量契約
- 料金体系には、毎月固定の「定額制」や、45L・90L袋1つあたりで計算する「袋性」などがあります。
- コストを抑えたい場合は、ゴミの重量にに応じて料金が決まる「従量制」での契約がおすすめです。
- 3.店舗に応じた見積もり
- 店舗によっては、「店内回収」「2階以上の空中階回収」「運び出し回収」といった場合、通常の回収費とは別に「作業料金」が別途発生することも。
- こうした追加料金の有無や金額は業者によって異なるため、相見積もりを取り、比較検討することも重要です。
業者選びで失敗しない3つのポイント

料金やサービス内容は業者によって異なりますが、どの業者を選ぶにしても、必ず確認すべき共通のポイントが存在します。
安さだけで選んでしまい、後々のトラブルにつながることがないよう、以下の3つのポイントをチェックしましょう。
➀許可証・マニフェスト発行の確認
まず、回収してほしいゴミの種類に応じて、業者が適切な許可を持っているかを確認します。
具体的には、生ゴミや紙類などの「一般廃棄物」なら江東区の許可、廃油や廃プラスチックなどの「産業廃棄物」なら東京都の許可が必要です。
また、産業廃棄物を排出する場合には、その業者がマニフェスト(産業廃棄物管理表)を発行できるかを確認しましょう。
マニフェスト(産業廃棄物管理票)とは、事業者が排出した産業廃棄物が、最終処分まで適正に処理されたことを証明するための、法律で定められた管理伝票です。
②回収頻度・時間帯・臨機応変な対応力のチェック
日々の店舗運営をスムーズに行うため、ゴミ回収サービスの内容が自店の希望と合っているかチェックしましょう。
- ・回収頻度の柔軟性
- ・定休日に合わせた回収
- ・朝方までの回収
- ・店内、鍵を使用、2階以上の空中階、運び出し回収
基本的にゴミ回収は、人が少ない深夜〜早朝にかけて行われるので、上記の内容を含め、臨機応変に対応してくれるかを明確にしておきましょう。
③飲食店からの口コミレビュー
業者のウェブサイトに書かれている情報だけでなく、実際にその業者を利用している他の飲食店からの口コミも貴重な判断材料になります。
GoogleマップやSNSなどで、その業者の評判を調べてみましょう。
ステップで分かる!業者へゴミ回収を依頼する時の流れ

はじめてゴミ回収業者に依頼する方でもわかりやすいように、一般的な流れを4つのステップに分けて解説します。
ステップ1:無料ヒアリング・現地確認
まずは、気になるゴミ回収業者に、電話やウェブサイトから問い合わせます。
この際に、以下の要件を伝えると、その後の見積もりまでがスムーズに進みます。
- ・店舗名、担当者名、連絡先
- ・お店の住所
- ・業種(パン屋)と営業時間
- ・希望する回収の頻度・時間帯
- ・ゴミを出す場所(店前、店内、3F、ゴミ庫など)
- ・予想されるゴミの量と種類(例:可燃ゴミ45L×週3袋、段ボール〇枚など)
- ・回収を開始したい希望日
クリメンでは、お客様に最適なゴミ回収業者を手配することはもちろん、日々の分別方法に関するご相談、アフターフォロー、ゴミ袋の販売、さらには廃油の買取業者のご紹介まで、幅広くサポートしております。
「まずは見積もりだけ」という方も、お気軽にご相談ください。

ステップ2:明朗見積もり+プラン提案
問い合わせ内容に基づき、業者が店舗に合った見積書と回収プランを提案してくれます。
ここで重要なのが「内容が明朗であり、自店に適したプランか」を見極めることです。
たとえば、排出量・回収頻度ともに少ないのにも関わらず、極端に高額な月額料金を提示された場合は、料金の内訳を明確にしましょう。
ステップ3:契約締結(電子契約OK)
提示された見積もりとプラン内容に納得できたら、契約手続きに進みます。
サインをする前に、「見積書と契約書の内容に相違はないか」「契約期間」「途中解約する場合、解約金は発生するのか」など、もう一度チェックしてから契約を締結させましょう。
最近では、印紙代が不要でスピーディーな「電子契約」に対応している業者も増えているので、利用可能か確認してみるのも良いでしょう。
ステップ4:定期回収スタート
契約が完了したら、最終的な排出場所、回収開始日を打ち合わせして、実際に定期回収がスタートします。
店前にゴミを出す場合は、カラスなどの害獣対策のためにも、蓋つきのゴミ容器を利用することをおすすめします。
また、鍵を使って店内やゴミ庫から回収してもらう場合は、鍵の保管場所や開け方の手順を明確に業者へ伝えておくことで、スムーズな回収が期待できます。
まとめ
今回は、江東区でパン屋を経営する皆様に向けて、事業ゴミの回収業者選びについて徹底解説しました。
最後に、特に覚えておいていただきたい重要なポイントをまとめます。
ゴミ業者選びで失敗しないための3つの要点
- ・【最重要】法令遵守が絶対条件
- パン屋などの事業者から排出されるゴミの処理は、排出事業者の責任。
- 事業系一般廃棄物なら「江東区の一般廃棄物収集運搬業許可」、産業廃棄物なら「産業廃棄物収集運搬業許可」を持つ正規の業者に回収を委託する。
- 産業廃棄物を出す際は、法律で定められた「マニフェスト」を発行してもらう。
- ・【運営の鍵】パン屋の営業スタイルとの相性を見極める
- 早朝の仕込みや閉店後の片付けなど、パン屋特有のタイムスケジュールに合わせて、回収の時間や頻度を柔軟に設定してくれる業者を選ぶ。
- 壊れた厨房機器や椅子などの粗大ゴミが回収できるかなど、臨機応変な対応をしてくれるかも確認する。
- 見積もり・契約内容が明朗になっているか明確にする。
クリメンでは、一都三県を中心に中心に3,000の店舗・企業を超える回収サポートの実績があります。
事業ゴミ回収について少しでもご質問がある方は、お気軽にお問い合わせください。

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