お役立ち情報
お役立ち情報
【2025年最新】美容室・サロンのゴミ回収の料金|処理方法やおすすめ業者も紹介
2025/06/13

美容室では毎日さまざまなごみが出ますが、実はその処理方法を誤ると法律違反となる可能性もあります。
この記事では、美容室から出るゴミの種類や正しい処理方法、料金相場、業者の選び方までをわかりやすく解説。
美容室やサロンの経営者が安心してゴミ処理を任せられるためのポイントを丁寧にご紹介します。

美容室から出るゴミは2種類に分けられる!まずは基本を正しく理解しよう
美容室から出るゴミは家庭ごみとは異なり、「事業ゴミ」に該当し、大きく2種類に分けられます。
それぞれのゴミに該当する定義や内容物を見ていきましょう。
また、事業ゴミについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
事業ゴミの回収方法と相場がわかる!定期回収のコツと管理のヒント
美容室のゴミは「産業廃棄物」と「事業系一般廃棄物」に分かれる

美容室から排出されるゴミは、事業ゴミといわれ、「産業廃棄物」と「事業系一般廃棄物」の2種類に分類されます。
これは、事業活動に伴って発生する廃棄物の種類を定めた廃棄物処理法によって厳格に定められています。
「産業廃棄物」に該当するゴミとは?
産業廃棄物とは、事業活動に伴って排出される廃棄物のうち、法令で定められた20種類のゴミを指します。
そこで、美容室から排出される、主な産業廃棄物を例に挙げてみました。
- ・金属類
- ヘアピン、アルミホイル、使用後のカラー剤のチューブ、金属製のコーム、缶など
- ・廃プラスチック類
- シャンプーボトル・トリートメントボトル、パーマ液の容器、プラスチック製のコームやブラシ、ヘアクリップ、弁当ガラ、ペットボトル、ビニール手袋、包装用ビニール、ビニール袋など
- ・ガラスくず・陶磁器くず
- ビンなど
- その他
- カットウィッグ、マネキンウィッグ(練習台として使われるウィッグ)、椅子、机、ドライヤー、ヘアーアイロンなどの「粗大ゴミ」といわれるもの
その他の「粗大ゴミ」といわれる産業廃棄物は、別途スポット回収してもらう必要があります。
また、「カットウィッグ」「マネキンウィッグ」といわれる練習台として使われるウィッグも、スポット回収になるケースが多いので、注意しましょう。
「事業系一般廃棄物」に該当するゴミとは?
事業系一般廃棄物とは、事業活動に伴って発生する廃棄物のうち、産業廃棄物の20種類に該当しないゴミを指します。
こちらも、美容室から排出される、主な事業系一般廃棄物を例に挙げてみました。
- ・紙くず
- レシート、雑誌、段ボール、ペーパータオル、事務書類
- ・生ゴミ
- スタッフが食べ残した生ごみ、お客様に提供したお菓子などのごみ
- ・その他
- 髪の毛
自治体によって、産業廃棄物、事業系一般廃棄物の細かい分別方法は異なる可能性もあるので、必ず各自治体に確認しましょう。
自分で処理するリスクと業者に任せるメリット
都市部の美容室だと住宅マンションの一室に店舗がある場合が多く、「マンションのごみ集積所に捨てれば大丈夫だろう」と思っている方もいます。
しかし、先述したとおり、美容室から排出されるゴミは「事業ゴミ」に該当するので、不適切な捨て方をすると、あとで大きなトラブルになることも。
万が一、適切な処理を行わずに廃棄した場合は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき不法投棄とみなされ、以下のような厳しい罰則が科される可能性もあります。
- 5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、またはその両方
- 法人の場合は、3億円以下の罰金が科される場合も
上記のようにトラブルを未然に防いだり、時間や手間などのコストを削減する意味でも、廃棄物業者に依頼することがおすすめです。
クリメンでは、美容室のゴミ処理をしている全国各地の廃棄物業者と提携しているので、ゴミ回収について少しでも不安な方はお気軽にお問い合わせください。

美容室のゴミ処理・回収方法をわかりやすく解説

美容室から出る事業ゴミの分類を理解した上で、次に知っておくべきは「ゴミ処理の回収方法」です。
自己搬入という方法もありますが、日々の業務を考えるとあまり現実的ではありません。
ここでは、主に「民間のゴミ回収業者」と「自治体(エリアによる)回収」の2つの方法に分けて解説します。
民間のゴミ回収業者に任せる方法
民間のゴミ回収業者に依頼する場合、以下のようなメリットが期待できます。
柔軟な回収スケジュール
基本的に定期回収での契約となり、店舗の規模や希望に合わせて、週1回から毎日まで回収してもらうことが可能です。
これにより、ゴミがサロン内に溜まるのを防ぎ、常に清潔な状態を保つことができます。
ただし、排出量が極端に少ない場合や業者によっては、毎日回収ができないケースがあるので、事前に確認が必要です。
多様な廃棄物への対応
カラー剤容器、シャンプー・トリートメントボトルなど、自治体では回収が難しい産業廃棄物も、民間の専門業者なら回収してくれます。
さらに、施術用チェア、ドライヤー、ヘアーアイロンなどの粗大ゴミも、自治体では回収できないため、ゴミ回収業者に依頼することで法的なトラブルを未然に防ぎ、安心して処分できます。
クリメンでは、「どのような回収頻度が適切なのかわからない」方でも、無料で相談できる体制を整えているので、お気軽にお問い合わせください。

自治体に処理を任せる方法
主に東京23区などの一部の都市部では、事業系一般廃棄物に関して自治体による回収が行われているケースもあります。
自治体により回収方法や対応の有無は異なるため、まずはご自身の店舗があるエリアで自治体での回収が行われているかを確認しましょう。
また、回収が行われていたとしても、回収頻度や時間、指定の袋の使用義務など、一定の条件が設けられているので、詳細は各自治体のウェブサイト等で確認しましょう。
事業系ゴミは少量であっても家庭ごみの集積所に出すことはできませんので、必ず自治体のルールに従ってください。
美容室のゴミ回収にかかる料金相場とは?

美容室のゴミ回収において、最も気になるのが「料金相場」ではないでしょうか。
ゴミ回収の料金相場はエリアによって異なるのはもちろん、回収条件、契約内容、業者によっても異なるので、詳しくみていきましょう。
回収頻度・ごみの量・エリアによる価格の違い
美容室のゴミ回収料金は、主に以下の3つの要因によって大きく変動します。
回収頻度
ゴミの収集を週に何回依頼するかによって料金が変わってきます。
たとえば、毎日回収よりも週1回収の方が当然費用は安くなります。
しかし、ゴミの保管スペースが限られているうえに大規模な店舗の場合は、回収頻度を多くすることで衛生的な環境を保てるというメリットもあります。
そのため、店舗の状況に適した回収頻度を選びましょう。
ゴミの排出量
排出されるゴミの量に応じて料金が変動します。
美容室から排出されるゴミは他業態に比べると、比較的少なめではありますが、リサイクル可能なゴミがあれば、資源としてリサイクルしてもらうことでコストダウンにつながります。
エリア(地域)
回収を依頼する店舗のエリアによっても料金が変動します。
特に東京23区のような都市部と地方の場合では回収料金が大きく異なることがあるので、事前に確認することが重要です。
その他
上記の内容の他にも、委託するゴミの種類、業者との契約内容などの理由によって、料金が変動するので、問い合わせする際に概算見積もりを依頼して、詳しく聞いてみましょう。
なお、クリメンでは、美容室の一つ一つの状況を詳しくヒアリングし、無料で最適なプラン提案しておりますので、「見積もりがほしい」という方でもお気軽にお問い合わせください。

定期回収とスポット回収の違い
ゴミ回収には「定期回収」と「スポット回収」があります。
基本的に定期回収での契約がほとんどですが、地方や排出量が極端に少ない美容室では、ゴミが出たらゴミ回収業者に連絡するスポット回収も存在します。
ただ、スポット回収の場合は単発での回収になり、料金が比較的高くなる傾向にあるので、安定したゴミ処理には定期回収をおすすめします。
粗大ごみ(椅子・棚など)の処理料金の目安
美容室では、内装のリニューアルや定期的な美容機器の買い替えに伴い、椅子、棚、シンク、シャンプー台、パーマ機などの粗大ゴミが排出されることがあります。
この粗大ゴミも産業廃棄物に該当するので、自治体でのゴミ回収で排出することができません。
そのため、ゴミ回収業者に依頼することが必須なので、見積もりが高いと感じた場合には、相見積もりをとって比較検討してもいいでしょう。
信頼できるゴミ回収業者の選び方

美容室のゴミ回収において、相場料金やさまざまな条件によって大きく変動することがわかったところで、次に「信頼できるゴミ回収業者」の選び方について解説します。
産業廃棄物の許可番号の有無を必ず確認
ゴミ回収業者を選ぶ上で、最も重要なのが「依頼する業者が事業ゴミ回収の収集許可を持っているか」です。
この事業ゴミ回収の収集許可は、「産業廃棄物」と「事業系一般廃棄物」で異なるため、必ず確認するようにしましょう。
- ・産業廃棄物収集運搬許可
- 都道府県知事または政令指定都市の市長による許可が必要
- ・一般廃棄物収集運搬許可
- 市区町村長による許可が必要
万が一、これらの許可を持たない業者にゴミ処理を委託してしまうと、委託した側も、「排出事業者責任」という重要な原則に基づき、処罰の対象になってしまいます。
産業廃棄物の収集運搬許可は産廃情報ネットから確認できますが、事業系一般廃棄物に関しては、各自治体のサイトや窓口で確認することをおすすめします。
美容室・サロン対応の実績があるか
ゴミ回収を依頼する業者が、美容室やサロンなどの対応実績があるかも確認しましょう。
美容室やサロンでは、髪の毛やカラー剤の容器、カットウィッグなどの美容系ならではのゴミも排出されるため、これらのゴミが回収対象かもあわせて確認しましょう。
また、業者によってはゴミの排出量が少なすぎる場合は、回収を拒否してしまうケースも。
スムーズな回収のためにも、最低でも初回のゴミ回収希望日の2週間前には問い合わせすることをおすすめします。
回収スピード・柔軟対応力・スタッフ対応も要チェック
ゴミ回収の料金だけではなく、回収スピード・柔軟対応力・スタッフ対応なども重要な判断基準となります。
- ・回収スピード
- 「特定の曜日や時間帯にしか回収できない」「粗大ゴミ回収の日程が1ヶ月後」
- など、スピード力がない業者に依頼してしまうと、ゴミが溜まってしまい近隣トラブルにもなりかねません。
- ・柔軟対応力
- リニューアルした際などに、
- 「大量のゴミ回収が可能なのか」「臨時休業などによる回収の一時停止ができるのか」
- といった問題に対しても柔軟に対応してくれるかどうかも重要です。
- ・スタッフ対応
- 回収に訪れるスタッフや営業窓口の対応が良い方が、長期的にみた時にトラブルなく円滑に依頼し続けることができます。
クリメンでは全国の選りすぐりのゴミ回収業と提携しており、美容室の条件・希望に合った回収プランを提供しているので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ
この記事では、美容室・サロンのゴミ回収料金から、処理方法、そして信頼できる業者の選び方までを詳しく解説してきました。
美容室のゴミは家庭ゴミではなく「事業ゴミ」に該当し、「産業廃棄物」と「事業系一般廃棄物」の2種類に分類されます。
ゴミの処理・回収方法については、自己搬入という手段もありますが、多くの場合は民間の専門業者への依頼、エリアによっては自治体への委託(条件あり)に分かれます。
美容室のゴミの料金は、以下の要因により大きく変動します。
- ・回収頻度
- ・排出量
- ・エリア(地域)
- ・ゴミの種類
- ・排出方法
- ・回収条件
- ・業者との契約内容 など
また、最後に忘れていけないのが、ゴミ処理を依頼する業者が「産業廃棄物、事業系一般廃棄物の収集運搬の許可があるか」です。
業者を探す手間や回収コストの最適化、そして何よりもトラブルを未然に防ぐためにも、美容室のゴミ回収は信頼できる専門業者に依頼することが最も安心で効率的な選択です。
クリメンは、全国の美容室の皆様が安心して事業に専念できるよう、最適なゴミ回収サービスを提供していますので、お気軽にご相談ください。

カテゴリー
人気ランキング
-
1
【2025年最新】飲食店ゴミ|定期回収の相場を徹底解説
-
2
【2025年最新】飲食店のゴミ回収費用と相場を徹底解説!業者選び&コスト削減のポイント
-
3
事業ゴミの回収方法と相場がわかる!定期回収のコツと管理のヒント
-
4
【渋谷区】事業ゴミ・飲食店ゴミの回収おすすめ業者|料金の相場や定期回収方法を解説【2025年最新】
-
5
【新宿区】事業ゴミ・産業廃棄物の回収|おすすめ業者や処理方法を解説【2025年最新】
-
6
【2025年最新】飲食店のゴミ回収業者おすすめ5選|相場や選び方を紹介
-
7
【世田谷区】事業ゴミ・飲食店ゴミの回収|おすすめ業者や料金を紹介【2025年最新】
-
8
【豊島区】事業ゴミ・飲食店ゴミの回収おすすめ業者|料金や依頼方法を解説【2025年最新】
-
9
【2025年最新】事業ゴミの回収料金を徹底解説
-
10
【港区】事業ゴミ・産業廃棄物の回収|おすすめ業者や料金を紹介【2025年最新】
新着記事
-
- 2025/06/13
- 【2025年最新】美容室・サロンのゴミ回収の料金|処理方法やおすすめ業者も紹介
-
- 2025/06/05
- 【2025年最新】民泊のゴミ回収|違法にならない正しい処理方法と業者の選び方
-
- 2025/05/30
- 【新宿区】飲食ゴミ・事業ゴミ・産業廃棄物の回収|委託方法や料金相場を解説【2025年最新】
-
- 2025/05/23
- 飲食店のゴミ回収は毎日すべき?|頻度・費用・業者選びをプロが解説!
-
- 2025/05/16
- 【2025年最新】飲食店ゴミ|定期回収の相場を徹底解説
-
- 2025/04/29
- 【2025年最新】グリストラップの清掃・回収業者おすすめ3選|費用やサービスを紹介
-
- 2025/04/23
- 【2025年最新】事業ゴミの回収料金を徹底解説
-
- 2025/04/16
- 【2025年最新】飲食店のゴミ回収業者おすすめ5選|相場や選び方を紹介
-
- 2025/04/04
- 【中央区】事業ゴミ回収の廃棄物業者への依頼方法と料金相場を事業ゴミのプロが解説!
-
- 2025/04/03
- 【港区】事業ゴミ回収の廃棄物業者への依頼方法と料金相場を事業ゴミのプロが解説!