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【無料】廃油を回収してくれる業者おすすめ5選|飲食店や事業者向けに依頼の仕方を解説

2026/04/10

飲食店や食品工場で揚げ物を調理していると、大量の「廃油(廃食用油)」が排出されます。日々発生する廃油は、産業廃棄物として適正な処理が法律で義務付けられています。

適切な許可を持つ専門業者を選べば、法令を遵守した上で無料回収、あるいは有価物として買い取ってもらうことが可能になることも。

この記事では、廃油処理の法的知識から、信頼できる廃油回収業者の選定ポイント、おすすめの回収業者3選、初めてでも安心な依頼ステップまでを体系的に解説します。

廃油を無料で安全に処分する方法

廃油を無料で安全に処分する方法

廃油を無料かつ安全に処分するには、①排出事業者としての法的責任を理解すること、②適切な許可を持つ業者を選ぶことの2点が不可欠です。

「とにかく安く済ませたい!」という判断が、結果として法令違反につながるケースがあります。以下でその理由と対策を具体的に解説します。

廃油処理の基本とリスク

飲食店・食品工場から排出される廃食用油は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」に基づき、産業廃棄物に分類されます。

これにより、処理の責任は排出事業者、つまりは経営者ご自身が負うことが法律で定められています。

たとえ処理を業者に委託した場合でも、「業者に任せたから大丈夫」という認識は危険です。

委託先が無許可業者であった場合や不法投棄が発覚した場合、委託した事業者側も責任を問われます。

【法律違反時の罰則】

万が一、不適切な処理を行った場合、廃棄物処理法第25条等に基づき、以下の罰則が科せられる可能性があります。

  • 5年以下の懲役
  • 1,000万円以下の罰金
  • またはその両方(併科)

また、法人に対しては3億円以下の罰金が科せられる場合もあるので、十分に注意が必要です。

参照:廃棄物の処理及び清掃に関する法律

シンクに流すのはNG

「少量だから問題ない」といって廃油をシンクに流す行為は、単に「環境に悪い」ということではありません。

水質汚濁防止法・下水道法に係る法的リスクに加え、冷却された油が排水管内で凝固することで高額な修繕費用が発生するという物理的リスクも生じます。

廃油は必ず一斗缶や専用ポリタンクなどの容器に保管し、許可業者に引き渡すか、固めて産業廃棄物として排出するのが正しい方法です。

廃油回収の2つの方法|自治体と専門業者の違い

廃油回収の2つの方法|自治体と専門業者の違い

事業者が廃油を処理する場合、「専門業者への委託」一択です。

飲食店などの事業活動から排出される廃油は“産業廃棄物”に分類されるため、家庭ごみとして出すことは法律上で禁止されています。

また、自治体の廃油回収も、原則として家庭向けのサービスであるため、事業者の方は利用することができません。

項目自治体の廃油回収専門業者への委託
対象家庭から出る少量の廃食用油事業活動で出た廃食用油
事業者の利用原則 ✕
回収量の融通少量のみ・厳格な制限あり業者により対応可
回収頻度不定期・特定日のみ定期回収・スポット対応が選べる
コスト無料有料、無料、買取(回収方法による)
法的コンプライアンス事業者には適用外産業廃棄物許可業者なら合法

東京都内・神奈川・千葉・埼玉など一都三県エリアの飲食店においては、専門業者への依頼が実質的な唯一の選択肢です。

少量の廃油(一斗缶1〜2缶程度)でも回収してもらいたい場合は、事業系ごみの管理会社を通じて依頼するのがおすすめです。

単体の廃油業者では少量対応を断られるケースがある一方、管理会社であれば複数業者のネットワークを活かして対応できる可能性が高まります。

株式会社クリメンでは、事業系ごみの定期回収契約をご締結中、または新規でご契約いただける方を対象に、廃油業者を無料でご紹介しています。お気軽にご相談ください。

事業ごみの無料相談ならクリメンへ

廃油回収が「無料」になる条件とは?

廃油の回収費用は、「無料」「買取」「有料」の3パターンに分かれます。無料・買取になるかどうかは、以下の条件によって決まります。

無料・買取になりやすい条件

条件内容
排出量が多い月に一斗缶(18L)3缶以上が目安。量が多いほど業者側の回収メリットが高まる
植物性の廃食用油サラダ油・揚げ油など植物由来の油はバイオディーゼル燃料や持続可能な航空燃料の原料として需要が高く、業者が積極的に引き取る
油の状態が良い天かす・水分・異物が少ない油は再生利用しやすいため、買取対象になりやすい
回収ルートに入っている業者の既存ルート沿いにある事業所は、運搬コストが低いため無料対応されやすい
定期回収の契約スポット回収よりも定期契約のほうが業者側の計画が立てやすく、無料になりやすい

有料になりやすい・断られやすいケース

条件内容
排出量が極端に少ない月に一斗缶1缶未満では、運搬コストが回収価値を上回る場合がある
動物性の油(ラード・牛脂等)植物性油と比べて再利用先が限定されるため、条件が厳しくなる
油に水分・異物が多い品質基準を満たさない場合、回収拒否または有料処理となるケースがある
立地・アクセスが悪い幹線道路から遠い・離島など、業者のルートに入りにくい立地

ポイント:「無料かどうか」は問い合わせ時に自店の条件(月間排出量・油の種類・所在地)を伝えることで、事前に確認できます。複数業者に見積もりを取ることも有効です。

また、廃油を売って少しでもお金にしたい場合は、廃油回収業者の選び方と買取の流れを徹底解説 に詳しく書いているので参考にしてください。

廃油回収業者を選ぶ前に知っておきたい3つのポイント

廃油回収業者を選ぶ前に知っておきたい3つのポイント

廃油回収業者の選定は、コスト削減だけでなく、法令遵守・経営リスク回避・店舗運営の安定化に直結する重要な判断です。

東京23区などの大都市では各区で数百社を超える許可業者が存在しますが、飲食店の廃食用油に対応できる優良業者は限られています。

以下の3つのポイントを確認することで、「依頼してから後悔する」リスクを大幅に減らせます。

①「許可」の有無と、無料・買取の条件をチェック

最も重要なのが、「産業廃棄物収集運搬業」の許可を取得しているかです。この許可がない業者に廃油の処理を委託することは、排出事業者側も廃棄物処理法違反に問われるリスクがあります。

許可の有無は環境省の「産廃情報ネット」で確認できます。

また、業者の回収条件によっては、運搬コストが売却益を上回り、運搬コストなどを逆に請求されるケースも。見積もり時に「自店舗の条件で本当に無料・買取になるか」を必ず確認しましょう。

  • ☑ 自店舗の廃油量で無料回収または買取は可能か (例:一斗缶で月2〜3缶)
  • ☑ 廃油の種類(植物性・動物性)は対応しているか
  • ☑ 廃油の状態によって条件は変わるか
  • ☑ 運搬コストが売却益を上回り、逆に費用が発生する条件はあるか
  • ☑ 契約内容によって料金体系は変わるか

②定期回収・スポット対応など柔軟性の確認

廃油の排出量・排出頻度は、業態・席数・営業日によって大きく異なります。

回収スケジュールの目安(業態別)

  • 大型飲食店・居酒屋チェーン:週1回〜隔週の定期回収が目安
  • 中小飲食店(カフェ・定食屋など):月1〜2回の定期回収が多い
  • 繁忙期のみ廃油が増える店舗:スポット回収が併用できるか確認が必要

業者へ確認すべき柔軟性のポイント

  • ・急な繁忙期・イベント時の臨時回収には対応できるか
  • ・「毎週」「隔週」「月1回」など複数の回収サイクルから選択できるか
  • ・ 回収量が月によって変動する場合でも対応可能か
  • ・スポット(その都度)回収は可能か、費用が変わるか

③飲食店・法人に強い業者かどうか

廃油には大きく分けて、飲食店・食品工場由来の「動植物性の廃食用油」と、工場・機械由来の「鉱物性廃油」の2種類があります。

飲食店・食品工場の方は、動植物性の廃食用油の回収実績が豊富な業者を選ぶようにしましょう。

【飲食店向け】業者を見分ける確認ポイント

  • ☑ 動植物性の廃食用油の回収実績が豊富か
  • ☑ 飲食店・食品工場からの依頼を主要顧客として掲げているか
  • ☑ 回収後の廃食用油の用途(バイオディーゼル燃料・SAF等への再生利用)を説明できるか
  • ☑グリストラップ清掃・事業系一般廃棄物の回収も一括相談できるか

廃油の回収業者おすすめ5選

【2025年版】廃油の回収業者おすすめ3選

上記3つの選定ポイントをもとに、飲食店・食品工場が相談しやすい廃油回収業者・管理会社のおすすめ5社をご紹介します。

株式会社クリメン|東京・一都三県+全国対応の管理会社

項目内容
本社所在地東京都豊島区
対応エリア全国対応可(一部地域・離島を除く)
廃油種別廃食用油(動植物性)対応
主なサービス廃食用油の買取業者紹介、グリストラップ清掃・回収手配、事業系一般廃棄物・産業廃棄物の定期回収、ゴミ袋販売
回収後の用途バイオディーゼル燃料などへの再資源化
費用の目安廃油業者紹介は条件付き無料(詳細は要確認)

東京都豊島区に拠点を置く廃棄物処理の管理会社です。廃食用油の買取業者紹介にとどまらず、日常の事業ゴミ・産業廃棄物の定期回収からグリストラップの清掃・回収手配まで、飲食店の廃棄物管理を一括でサポートします。

東京・神奈川・千葉・埼玉など一都三県はもちろん、全国の事業者からの相談に対応しています。

※廃油回収業者のご紹介は、事業系一般廃棄物・産業廃棄物またはグリストラップ清掃の定期回収契約をご締結中、もしくは新規でご契約いただけるお客様が対象です。

株式会社クリメンへのお問い合わせはこちら>>

有限会社丸新|関東エリア専門・創業40年以上の廃食用油回収業者

項目内容
本社所在地埼玉県
対応エリア一都三県(東京・埼玉・神奈川・千葉)、山梨県、新潟県など ※エリア・量によって回収不可の場合あり
廃油種別廃食用油(動植物性)対応
主なサービス廃食用油の定期回収、スポット回収(要確認)
回収スケジュール毎週・隔週・毎月1回など複数プランあり
費用の目安無料〜買取(量・エリア・油の状態による、要確認)

埼玉県を拠点に、創業40年以上・法人設立30年の実績を持つ廃食用油回収の専門業者です。飲食店・食品工場・学校給食施設など幅広い業態に対応しており、定期回収スケジュールも複数プランから選択可能です。

エリアや廃油の量・状態によっては回収できない場合があるため、問い合わせ時は所在地・月間排出量・廃油の種類を整理した上で確認することをおすすめします。

有限会社丸新へのお問い合わせはこちら>>

ハルオ株式会社|関西エリアの廃食用油回収・サステナブル事業

項目内容
本社所在地大阪府
対応エリア関西エリアを中心に対応(詳細は要確認)
廃油種別廃食用油(動植物性)対応
主なサービス廃食用油の回収・再生活用、トータルサポート
事業コンセプト「油の一生」を通じたサステナブルな食と循環の実現
費用の目安要確認

大阪府を拠点に、関西エリアの廃食用油回収を専門とする業者です。

最大の特徴は、「美味しい油料理の提供→使い終えた油の回収→再生活用」までを「油の一生」と捉えた一貫したサステナブル事業の姿勢にあります。

地域社会への貢献意識も高く、関西エリアにおける信頼性の高い業者として評価されています。

ハルオ株式会社へのお問い合わせはこちら>>

④ 北辰環境サービス株式会社|宮城県内の廃食用油を無料回収・有価物扱いで手続きもシンプル

項目内容
本社所在地宮城県
対応エリア宮城県内(仙台市を中心とした県内全域)
廃油種別廃食用油(動植物性)対応
主なサービス廃食用油の無料回収(定期回収・スポット回収)
マニフェスト不要(有価物扱いのため)
費用の目安無料(条件あり、要確認)

宮城県内の飲食店・食品工場向けに、廃食用油の無料回収を行う業者です。廃食用油を「産業廃棄物」としてではなく有価物(資源)として引き取るため、マニフェスト(産業廃棄物管理票)の発行が不要という点が大きな特徴です。

定期回収・スポット回収の両方に対応しており、排出量や保管スペースに合わせて柔軟にスケジュールを相談できます。東北エリアで廃食用油の処理業者を探している方はまず問い合わせてみましょう。

北辰環境サービス株式会社へのお問い合わせはこちら>>

⑤ 有限会社東肥産業|九州全域+山口県対応・40年超の実績を持つ廃食用油専門業者

項目内容
本社所在地福岡県
対応エリア九州全域(福岡・佐賀・熊本・大分・長崎・宮崎・鹿児島)および山口県
廃油種別廃食用油(食用油・固形油)対応
主なサービス廃食用油の無料回収(定期回収・スポット回収)、容器の無償貸出
回収後の用途バイオディーゼル燃料・ペンキ原料・飼料用油脂としてリサイクル
費用の目安無料(要確認)

福岡県を拠点に、産業廃棄物収集運搬業・処分業の許可を取得し、40年以上にわたって廃食用油回収を行う専門業者です。

九州・山口油脂事業協力組合に加入しており、地域の回収ネットワークを活かして九州全域および山口県内をくまなく対応できる点が最大の強みです。

回収時に使用する容器(一斗缶・ペール缶等)は無償で貸し出しており、定期回収とスポット回収の両方に対応しています。

有限会社東肥産業へのお問い合わせはこちら>>

廃油回収の依頼方法|初めてでも安心のステップ解説

廃油回収の依頼方法|初めてでも安心のステップ解説

信頼できる業者が見つかったら、次は問い合わせです。

ここでは、クリメンの場合を例に、廃油回収を依頼する具体的なステップを解説します。

ステップ①:無料相談・ヒアリング

まずは、クリメンの公式サイトの問い合わせフォームや電話から気軽に連絡してみましょう。

廃油回収・買取の無料相談はもちろん、その他の事業系廃棄物(事業ゴミ)に関する総合的な相談も可能です。

※廃油業者のご紹介は、事業系一般廃棄物・産業廃棄物、もしくはグリストラップ清掃の定期回収をご契約中のお客様、または新規でご契約いただけるお客様が対象です。

ステップ②:契約手続きと回収開始日の調整

ヒアリング内容をもとに、クリメンがエリアや回収頻度に最適な業者をご紹介します。その後は、事業者様と廃油業者が直接やりとりして条件を調整します。

以下の情報を事前に準備しておくと、話がスムーズに進みます。

  • ☑ 事業所名・所在地
  • ☑ 業態(例:居酒屋、ラーメン店、弁当店など)
  • ☑ 1ヶ月あたりの廃油排出量の目安(例:一斗缶2〜3缶程度)
  • ☑ 廃油の種類(食用サラダ油・揚げ油・ラードなど)
  • ☑ 現在の廃油処理方法(固めて捨てている、他業者に依頼中など)
  • ☑ 希望する回収頻度(週1・月1など)
  • ☑ 現在の事業ゴミの処理状況(業者契約中か否か)

提案されたプランに納得いただけたら、実際に回収してもらう業者との契約手続きに進みます。契約書の内容をしっかりと確認し、双方合意の上で締結しましょう。

契約締結後、以下のことも明確にしておきましょう。

  • ・初回の回収日
  • ・廃油を保管する容器(一斗缶など)の設置
  • ・回収場所の確認(厨房の裏口など)

ステップ③:廃油回収の開始

設定した回収予定日になると、専門のスタッフが回収に伺います。事業者側で必要な作業は、指定の保管場所に廃油の入った容器や一斗缶を準備しておくだけです。

回収日を忘れて、指定場所への排出を繰り返し失念してしまうと、今後の回収が断られるケースもあります。スケジュール管理を徹底し、指定の日に確実に出すようにしましょう。

まとめ

この記事では、飲食店・食品工場の事業者の方が、廃油を無料回収を利用して安全に処理するための具体的な方法と、信頼できる業者の選び方について解説しました。

  1. 【コンプライアンスの徹底】 廃油処理の責任は排出事業者にあります。必ず「産業廃棄物収集運搬業」の許可を持つ業者を選び、経営リスクを回避しましょう。
  2. 【無料になる条件を把握する】 排出量・油の種類・状態・立地によって無料・買取・有料が変わります。問い合わせ前に自店の条件を整理しておくことが重要です。
  3. 【コスト削減と環境貢献】 専門業者に依頼すれば、廃油処理はコストから「資源」に変わります。清掃の手間や処理費用を削減し、SDGsにも貢献できます。
  4. 【専門家への相談】 最適な処理方法は事業所の状況により異なります。まずはクリメンのような専門の管理会社に相談し、自社に合ったプランを見つけましょう。

廃食用油の処理は、適切なパートナーを見つけることで、コスト・手間・リスクのすべてを解決できます。まだ廃油の処理にお悩みの方は、お気軽に無料相談をご利用ください。

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