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【無料】廃油を回収してくれる業者おすすめ3選|飲食店や事業者向けに依頼の仕方を解説
2026/03/12

飲食店や食品工場で揚げ物を調理していると、大量の「廃油(廃食用油)」が排出されます。日々発生する廃油は、産業廃棄物として適正な処理が法律で義務付けられています。
適切な許可を持つ専門業者を選べば、法令を遵守した上で無料回収、あるいは有価物として買い取ってもらうことが可能になることも。
この記事では、廃油処理の法的知識から、信頼できる廃油回収業者の選定ポイント、おすすめの回収業者3選、初めてでも安心な依頼ステップまでを体系的に解説します。
廃油を無料で安全に処分する方法

廃油を無料かつ安全に処分するには、①排出事業者としての法的責任を理解すること、②適切な許可を持つ業者を選ぶことの2点が不可欠です。
「とにかく安く済ませたい!」という判断が、結果として法令違反につながるケースがあります。以下でその理由と対策を具体的に解説します。
廃油処理の基本とリスク
飲食店・食品工場から排出される廃食用油は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」に基づくと、産業廃棄物に分類されます。
これにより、処理の責任は排出事業者、つまりは経営者ご自身が負うことが法律で定められています。
たとえ処理を業者に委託した場合でも、「業者に任せたから大丈夫」という認識は危険です。
委託先が無許可業者であった・不法投棄を行ったなどの場合、委託した事業者側も責任を問われてしまいます。
【法律違反時の罰則】
万が一、不適切な処理を行った場合、廃棄物処理法第25条等に基づき、以下の罰則が科せられる可能性があります。
- 5年以下の懲役
- 1,000万円以下の罰金
- またはその両方(併科)
また、法人に対しては3億円以下の罰金が科せられる場合もあるので、十分に注意しましょう。
シンクに流すのはNG
「少量だから問題ない」といって廃油をシンクに流す行為は、単に「環境に悪い」ということではありません。
水質汚濁防止法や下水道法に係る法的リスク、冷却された油が排水管内で凝固した結果、高額な修繕費用が発生する物理的リスクなど、両面で深刻な問題を引き起こします。
廃油は、必ず一斗缶や専用ポリタンクなどの容器に保管し、許可業者に引き渡す。もしくは、固めて産業廃棄物として排出するのが正解です。
廃油をシンクに流す行為は、経営上のリスクと環境への負荷が極めて大きいため、絶対にやめましょう。
廃油回収の2つの方法|自治体と専門業者の違い

事業者が廃油を処理する場合、「専門業者への委託」一択です。
飲食店など事業活動から排出される廃油は産業廃棄物に分類されるため、家庭ごみとして出すことは法律上で禁止されています。
また、自治体の廃油回収も、原則として家庭向けのサービスであるため、事業者の方は利用することができません。
| 項目 | 自治体の廃油回収 | 専門業者への委託 |
|---|---|---|
| 対象 | 家庭から出る少量の廃食用油 | 事業活動で出た廃食用油 |
| 事業者の利用 | 原則 ✕ | ◎ |
| 回収量の融通 | 少量のみ・厳格な制限あり | 業者により対応可 |
| 回収頻度 | 不定期・特定日のみ | 定期回収・スポット対応が選べる |
| コスト | 無料 | 有料、無料、買取(回収方法による) |
| 法的コンプライアンス | 事業者には適用外 | 産業廃棄物許可業者なら合法 |
なお、廃油回収に対応している自治体も一部存在しますが、実施していない自治体も多く、東京都内・神奈川県・千葉県・埼玉県など一都三県エリアの飲食店においては、専門業者への依頼が実質的な唯一の選択肢となります。
少量の廃油(一斗缶1〜2缶程度)でも回収してもらいたい場合は、事業系ごみの管理会社を通じて依頼することをおすすめします。
単体の廃油業者では少量対応を断られるケースがある一方、管理会社は複数の業者ネットワークを活かして、少量でも対応できる業者を紹介してくれる可能性が高まります。
株式会社クリメンでは、営業中に出る一般・産業廃棄物の事業系ごみの定期回収の契約をしている方のみになりますが、お客様の営業条件に適した廃油業者を無料で紹介しております。ぜひ、お気軽にご相談ください。

廃油回収業者を選ぶ前に知っておきたい3つのポイント

廃油回収業者の選定は、コスト削減だけでなく、法令遵守・経営リスク回避・店舗運営の安定化に直結する重要な判断です。
東京23区などの大都市では各区で数百社を超える許可業者が存在しますが、飲食店の廃食用油に対応できる優良業者は限られています。
以下の3つのポイントを確認することで、「依頼してから後悔する」リスクを大幅に減らせます。
①「許可」の有無と、無料・買取の条件をチェック
最も重要なのが、「産業廃棄物収集運搬業」の許可を取得しているかです。この許可がない業者に廃油の処理を委託することは、排出事業者側も廃棄物処理法違反に問われるリスクがあります。
依頼したい業者が許可を持っているかを確認したい場合、環境省の「産廃情報ネット」で調べる事ができます。
また、業者の回収条件によっては、運搬コストが売却益を上回り、運搬コストなどを逆に請求されるケースも。これを未然に防ぐためにも、見積もり時に「自店舗の条件下でも本当に無料・買取してくれるのか」を確認しましょう。
- ☑ 自店舗の廃油量で無料回収または買取は可能か (例:一斗缶で月2〜3缶)
- ☑ 廃油の種類は対応しているか
- ☑ 廃油の状態によって条件は変わるか
- ☑ 運搬コストが売却益を上回り、逆に費用が発生する条件はあるか
- ☑ 契約内容によって料金体系は変わるか
②定期回収・スポット対応など柔軟性の確認
廃油の排出量・排出頻度は、業態・席数・営業日によって大きく異なります。
自店舗の排出サイクルに合わない回収スケジュールでは、廃油があふれたり逆に容器が埋まらず回収が来なかったりと、運営上の何かしらの支障が出がちです。
回収スケジュールの目安(業態別)
- 大型飲食店・居酒屋チェーン:週1回〜隔週の定期回収が目安
- 中小飲食店(カフェ・定食屋など):月1〜2回の定期回収が多い
- 繁忙期のみ廃油が増える店舗:スポット回収が併用できるか確認が必要
また、依頼する際に以下のような柔軟性があるかも確認できると安心です。
業者へ確認すべき柔軟性のポイント
- ・急な繁忙期・イベント時の臨時回収には対応できるか
- ・「毎週」「隔週」「月1回」など複数の回収サイクルから選択できるか
- ・ 回収量が月によって変動する場合でも対応可能か
- ・スポット(その都度)回収は可能か、費用が変わるか
③飲食店・法人に強い業者かどうか
廃油には大きく分けて、飲食店・食品工場由来の「動植物性の廃食用油」と、工場・機械由来の「鉱物性廃油」の2種類があります。
廃油回収業者によっては、後者の鉱物性廃油を専門としており、動植物性の廃食用油を扱っていない場合があります。
そのため、飲食店・食品工場の方は、動植物性の廃食用油の回収実績が豊富な業者を選ぶようにしましょう。
【飲食店向け】業者を見分ける確認ポイント
- ☑ 動植物性の廃食用油の回収実績が豊富か、ウェブサイト上で確認できるか
- ☑ 飲食店・食品工場からの依頼を主要顧客として掲げているか
- ☑ 回収後の廃食用油の用途(バイオディーゼル燃料・SAF等への再生利用)を説明できるか
- ☑ 廃油回収だけでなく、グリストラップ清掃・事業系一般廃棄物の回収も一括で相談できるか
飲食店では廃油回収以外にも、グリストラップ清掃・回収、日常の事業系ごみの回収手配が必要になります。
これらをまとめて1社に依頼できる管理会社の場合、請求書が一本化され、担当者とのやりとりの窓口が1つになるため、店舗運営の管理コストを大幅に削減できます。
廃油の回収業者おすすめ3選

上記3つの選定ポイントをもとに、飲食店・食品工場が相談しやすい廃油回収業者または管理会社のおすすめ3社をご紹介します。
株式会社クリメン
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都豊島区 |
| 対応エリア | 全国対応可(一部地域・離島を除く) |
| 廃油種別 | 廃食用油(動植物性)対応 |
| 主なサービス | 廃食用油の買取業者紹介、グリストラップ清掃・回収手配、事業系一般廃棄物・産業廃棄物の定期回収、ゴミ袋販売 |
| 回収後の用途 | バイオディーゼル燃料などへの再資源化 |
| 費用の目安 | 廃油業者紹介は条件付き無料(詳細は要確認) |
東京都豊島区に拠点を置く廃棄物処理の管理会社です。廃食用油の買取業者紹介にとどまらず、日常の事業ゴミ・産業廃棄物の定期回収からグリストラップの清掃・回収手配まで、飲食店の廃棄物管理を一括でサポートします。
東京・神奈川・千葉・埼玉など一都三県はもちろん、全国の事業者からの相談に対応しています。
※廃油回収業者のご紹介は、事業系一般廃棄物・産業廃棄物またはグリストラップ清掃の定期回収契約をご締結中、もしくは新規でご契約いただけるお客様が対象です。
有限会社丸新
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本社所在地 | 埼玉県 |
| 対応エリア | 一都三県(東京・埼玉・神奈川・千葉)、山梨県、新潟県など ※エリア・量によって回収不可の場合あり |
| 廃油種別 | 廃食用油(動植物性)対応 |
| 主なサービス | 廃食用油の定期回収、スポット回収(要確認) |
| 回収スケジュール | 毎週・隔週・毎月1回など複数プランあり |
| 費用の目安 | 無料〜買取(量・エリア・油の状態による、要確認) |
埼玉県を拠点に、主に一都三県エリアの廃食用油回収を専門とする業者です。
ただし、エリアや廃油の量・状態によっては回収できない場合があるので、問い合わせの際は、所在地・月間排出量・廃油の種類を事前に整理した上で確認することをおすすめします。
ハルオ株式会社
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪府 |
| 対応エリア | 関西エリアを中心に対応(詳細は要確認) |
| 廃油種別 | 廃食用油(動植物性)対応 |
| 主なサービス | 廃食用油の回収・再生活用、トータルサポート |
| 事業コンセプト | 「油の一生」を通じたサステナブルな食と循環の実現 |
| 費用の目安 | 要確認 |
大阪府を拠点に、関西エリアの廃食用油回収を専門とする業者です。
こちらの会社の最大の特徴は、「美味しい油料理の提供→使い終えた油の回収→再生活用」までを「油の一生」と捉えた、一貫したサステナブル事業の姿勢にあります。
地域社会への貢献意識も高く、関西エリアにおける信頼性の高い業者として評価されています。
廃油回収の依頼方法|初めてでも安心のステップ解説

信頼できる業者が見つかったら、次はいよいよ問い合わせです。
ここでは、クリメンの場合を例に、廃油回収を依頼する方法を、具体的なステップで解説します。
ステップ①:無料相談・ヒアリング
まずは、クリメンの公式サイトの問い合わせフォームや電話から、気軽に連絡してみましょう。
廃油回収・買取の無料相談はもちろん、その他の事業系廃棄物(事業ゴミ)に関する総合的な相談も可能です。
※廃油業者のご紹介は、事業系一般廃棄物・産業廃棄物、もしくはグリストラップ清掃の定期回収をご契約中のお客様、または新規でご契約いただけるお客様が対象です。
ステップ②:契約手続きと回収開始日の調整
ヒアリング内容を基に、クリメンがお客様のエリアや回収頻度に最適な業者をご紹介します。その後、事業者様と廃油業者で直接やりとりしていただきます。
その際に、以下のような情報を準備しておくと、スムーズに話が進みます。
- ☑ 事業所名・所在地
- ☑ 業態(例:居酒屋、ラーメン店、弁当店など)
- ☑ 1ヶ月あたりの廃油排出量の目安(例:一斗缶2〜3缶程度)
- ☑ 廃油の種類(食用サラダ油・揚げ油・ラードなど)
- ☑ 現在の廃油処理方法(固めて捨てている、他業者に依頼中など)
- ☑ 希望する回収頻度(週1・月1など)
- ☑ 現在の事業ゴミの処理状況(業者契約中か否か)
提案されたプランに納得いただけたら、事業者様自身で実際に回収してもらう業者との契約手続きに進みます。この時に、契約書の内容をしっかりと確認し、双方合意の上で締結しましょう。
また、契約締結後、以下のことも明確にしておきましょう。
- ・初回の回収日
- ・廃油を保管する容器(一斗缶など)の設置
- ・回収場所の確認(厨房の裏口など)
ステップ③:廃油回収の開始
設定した回収予定日になると、専門のスタッフが回収に伺います。事業者側で必要な作業は、指定の保管場所に廃油の入った容器や一斗缶を準備しておくだけです。
もし、回収日を忘れていて、指定された排出場所に出し忘れることが多い場合は、今後の回収が断られてしまうケースもあります。
そうならないためにも、きちんとスケジュール管理をし、指定の日に出すようにしましょう。
まとめ
この記事では、飲食店・食品工場の事業者の方が、廃油を無料回収を利用して安全に処理するための具体的な方法と、信頼できる業者の選び方について解説しました。
- 【コンプライアンスの徹底】 廃油処理の責任は排出事業者にあります。必ず「産業廃棄物収集運搬業」の許可を持つ業者を選び、経営リスクを回避しましょう。
- 【コスト削減と環境貢献】 専門業者に依頼すれば、廃油処理はコストから「資源」に変わります。清掃の手間や処理費用を削減し、SDGsにも貢献できます。
- 【専門家への相談】 最適な処理方法は事業所の状況により異なります。まずはクリメンのような専門の管理会社に相談し、自社に合ったプランを見つけるのが成功への近道です。
廃食用油の処理は、適切なパートナーを見つけることで、コスト・手間・リスクの全てを解決できる課題です。もし、まだ廃油のことでお悩みの方は、お気軽に無料相談をご利用ください。

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