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【東京23区】事業ゴミの回収依頼方法

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【新宿区】飲食ゴミ・事業ゴミ・産業廃棄物の回収|委託方法や料金相場を解説【2025年最新】

2025/05/30

新宿区は、世界有数のターミナル駅新宿駅を中心に、高層ビルや百貨店、エンターテイメント施設が立ち並ぶ、日本を代表するビジネスと商業の中心地です。

新宿区の事業者の方で、「事業ゴミの料金相場を知りたい」「事業ゴミ回収の依頼方法を知りたい」という方がいるのではないでしょうか。

本記事では、新宿区での事業ゴミの分別方法から、業者の選び方、廃棄物業者への委託方法料金相場まで、詳しく解説します。

新宿区での事業ゴミの分別方法

事業ゴミの分別方法

はじめに、新宿区事業ゴミ回収依頼するにあたり、ゴミの分別方法について解説します。

事業者が排出するゴミは、「家庭ゴミとは異なるルール」で処理されます。

そして事業ゴミは、「産業廃棄物」と「事業系一般廃棄物」の2つに分類されます。

産業廃棄物

産業廃棄物とは、法律で定められた「事業活動に伴って発生する20種類のごみ」のことを指し、廃棄物処理法に基づき分類されます。

参照先:東京都環境局

以下に、新宿区で多い業種をもとに、主に排出される産業廃棄物をまとめました。

【新宿区】業種別に見る産業廃棄物の種類の一覧表

業種主に排出される産業廃棄物
飲食店生ごみ、廃食用油、プラスチック容器包装、※汚泥
宿泊業(ホテル・旅館など)ラスチック類、布類、ビン、カン、ペットボトル
オフィス(情報通信・士業など)OA機器、蛍光灯、プラスチック類、弁当容器、ビン、カン、ペットボトル
小売業(コンビニ・ドラッグストア・物販)プラスチック類
医療機関・クリニック感染性廃棄物、注射器、ガーゼ、プラスチック容器
理美容業廃プラスチック、薬剤容器、タオル類
建設業(事務所・営業所含む)廃材(木くず、コンクリート片)、金属くず、石膏ボード

グリストラップの汚泥の廃棄には注意が必要

飲食店から排出されるグリストラップの汚泥については注意が必要です。

汚泥の回収は、通常の「産業廃棄物収集運搬業許可証」に加えて、「汚泥」の扱いが可能な業者のみが対応できます。

そのため、グリストラップ汚泥の処理を依頼する際は、「汚泥」に対応した許可区分を持つ業者であるかを確認することが重要です。

また、高温や多量の排水を続けると、河川や海の環境悪化につながる可能性があるため、グリストラップの適切な清掃・処理を心がけましょう。

参照先:東京都下水道局

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事業系一般廃棄物

事業系一般廃棄物とは、事業活動から生じる廃棄物のうち、産業廃棄物20種類以外のものを指します。

こちらも、新宿区で多い業種をもとに、主に排出されるゴミをまとめました。

【新宿区】業種別に見る事業系一般廃棄物の種類の一覧表

業種主に排出される事業系一般廃棄物
飲食店生ごみ、紙くず、紙容器包装類、割り箸、紙ナプキン
宿泊業(ホテル・旅館など)紙類、生ごみ
オフィス(情報通信・士業など)紙くず、不要書類、シュレッダーくず
小売業(コンビニ・ドラッグストア・物販)商品包装紙、レシート、弁当・惣菜ごみ、紙くず
医療機関・クリニック紙ごみ、ティッシュ、容器包装、待合室の生活系ごみ
理美容業髪の毛、雑紙、ペーパータオル
建設業(事務所・営業所含む)飲食ごみ、紙くず、段ボール

※自治体によっては、ビン・カン・ペットボトル、段ボールは資源に該当する場合もあるので、各自治体での確認が必要です。

新宿区の事業ゴミ回収業者の選び方

新宿区の事業ゴミ回収事情

新宿区には、国内外の観光客に人気の歌舞伎町、老舗の飲食店が集まる神楽坂、学生が行き交う高田馬場、韓国カルチャーで注目される新大久保など、多彩なエリアが広がっています。

その中でも、飲食サービス業宿泊業不動産業・物品賃貸業小売業が特に多いエリアです。

特に、飲食サービス業・宿泊業では、生ごみや紙類などの一般廃棄物のほか、ビニール、発泡トレイ、ビン、カン、ペットボトルといった産業廃棄物が大量に排出されます。

神楽坂新大久保のエリアは道幅が狭い場所が多く、対応可能な回収業者が限られるので、事前に収集ルートや対応可否を確認しておくことが大切です。

新宿区の規則に基づいた事業ゴミ回収業者の選び方

新宿区の規則に基づいた業者選定として重要なのは、「産業廃棄物」「事業系一般廃棄物」それぞれの収集運搬業許可証を業者が保有しているか確認しましょう。

以下に、それぞれのゴミに対して事業ゴミ業者に確認すべき情報をまとめました。

排出するごみの種類別|必要な許可証と業者の選び方(新宿区版)

事業ごみの種類必要な許可証業者選びのポイント
事業系一般廃棄物のみ新宿区の一般廃棄物収集運搬業許可証新宿区での許可があるか要確認
産業廃棄物のみ東京都の産業廃棄物収集運搬業許可証対象品目(汚泥・廃油など)ごとの許可を確認
一般・産業両方一般廃棄物 + 産業廃棄物の両方の許可証両方の許可があれば契約や回収スケジュールの管理が楽

まずは「どういうゴミが出るのか」を整理してから、新宿区の規則に基づいた業者探しをしましょう。

※違法業者に依頼すると、事業者側も法的責任を問われる可能性があるため注意が必要です。

【罰則】

  • ・5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金
  • ・法人の場合は3億円以下の罰金
  • ・社名が行政指導や報道等で公表される可能性あり

事業ゴミ回収業者のサービス内容と対応範囲の確認

業態、営業時間、規模により必要なサービスが異なるため、以下の4つに分けて確認しましょう。

  • 回収時間帯
  • 排出場所
  • 問い合わせ対応
  • 回収可能エリア

1.回収時間帯

人通りが少ない深夜〜早朝の時間帯に回収が行われることが多いため、営業時間に合わせた回収時間が可能かを確認しましょう。

特に新宿区では夜遅くまで営業する飲食店が多いので、営業終了後に回収してもらえる業者を選ぶと安心です。

2.排出場所

以下のような排出場所は、通常料金とは別に「作業料金」が別途かかる場合があります。

  • 階段やエレベーター使用(2階以上、地下)
  •  鍵付きの場所(店内、ゴミ庫など)
  •  道が狭く、パッカー車が入れない
  •  排出量が非常に多い

新宿区では人通りが多い場所や道幅が狭い場所も多いうえに、ビルオーナー側から排出場所を指定されるケースが多いので、エリアによって強い業者が分かれています。

そのため、事業ゴミの管理会社に相談すると幅広いネットワークで回収してくれる業者を手配してくれるので安心です。

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3.問い合わせ対応

深夜〜早朝が主な回収時間となるため、日中に連絡が取れるか確認をしましょう。

また、逆に夜中に連絡をしたい方は、電話だけではなく、メールやラインなどの連絡手段が複数あると安心です。

4.回収可能エリア

以下は、クリメンが新宿区対応可能なエリア一覧です。

クリメンが新宿区での回収手配が可能な地域

愛住町、赤城下町、赤城元町、揚場町、荒木町、市谷加賀町、市谷甲良町、市谷砂土原町、市谷左内町、市谷鷹匠町、市谷田町、市谷台町、市谷長延寺町、市谷仲之町、市谷八幡町、市谷船河原町、市谷本村町、市谷薬王寺町、市谷柳町、市谷山伏町、岩戸町、榎町、大久保、改代町、神楽河岸、神楽坂、霞ケ丘町、片町、歌舞伎町、上落合、河田町、喜久井町、北新宿、北町、北山伏町、細工町、左門町、信濃町、下落合、下宮比町、白銀町、新小川町、新宿、水道町、須賀町、住吉町、大京町、高田馬場、箪笥町、築地町、津久戸町、筑土八幡町、天神町、戸塚町、富久町、戸山、内藤町、中井、中落合、中里町、中町、納戸町、西落合、西五軒町、西新宿、二十騎町、西早稲田、馬場下町、払方町、原町、東榎町、東五軒町、百人町、袋町、舟町、弁天町、南榎町、南町、南元町、南山伏町、山吹町、矢来町、横寺町、余丁町、四谷、四谷坂町、四谷三栄町、四谷本塩町、若葉、若松町、若宮町、早稲田鶴巻町、早稲田南町、早稲田町

新宿区の事業者がゴミ回収業者へ委託する方法

事業ゴミ業者へ委託する方法

新宿区の事業者が事業ゴミの回収を依頼するには、以下の4つのステップを踏む必要があります。

1.事業ゴミを回収してもらう業者選び

まずは、自社のゴミを回収してもらえる業者を探しましょう。

探し方には以下の方法があります。

  • Webで検索する
  • 近隣の店舗に紹介してもらう
  • 自治体のホームページで許可業者を確認する

ただし、新宿区一般廃棄物処理業の許可を持つ業者約300社あるため、業者選びに時間がかかる場合があります。

そんなときは、複数の業者とつながりがある管理会社に依頼することで、探す手間やコストを削減できます。

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2.問い合わせ・見積もり依頼

依頼したい業者が見つかったら、実際に問い合わせ見積もりを取りましょう。

問い合わせをする際に、以下の内容を伝えるとスムーズです。

  • お名前
  • 回収先の住所
  • 回収先の店舗名
  • 営業時間帯
  • 排出場所(例:店舗前、3階店内回収など)
  • 希望回収開始日
  • 希望回収頻度(事業系一般廃棄物、産業廃棄物など)

※住所や希望条件が曖昧だと、正確な見積もりが出ない可能性があるため、できるだけ具体的に伝えましょう。

3.回収依頼・契約締結

見積もり内容に納得できれば、そのまま契約作業へ進みます。

もし、納得できない場合は、他の業者と相見積もりを取り、比較検討してから決めましょう。

契約に必要な書類などは業者によって異なるので、「何を・いつまでに・どうやって提出するのか」を確認しておきましょう。

4.排出場所確認・回収開始

契約後は、排出場所の確認回収開始日の調整を行い、実際の回収がスタートします。

この際に注意したいのが、「排出場所の共有漏れ」です。

もし、指定の場所以外にゴミを出してしまうと、回収されないこともあるため、契約者はスタッフ全員に排出ルールをしっかり共有しましょう。

見積もり依頼から回収開始までの目安

見積もり依頼から回収開始まで、最短でも7営業日ほどかかります。

以下のようなスケジュール感で進むため、早めの準備が大切です。

クリメンへ問合せ

最低でも、ゴミを回収してほしい2週間前に問い合わせをすると、回収までスムーズです。

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新宿区で事業ゴミ回収業者に依頼した際の料金相場・体系

新宿区で事業ゴミ回収業者に依頼した際の料金相場・体系

新宿区で事業系ごみを処理する場合、「産業廃棄物」と「事業系一般廃棄物」で料金体系や単価が大きく異なります。

以下に、東京都23区全体との比較や新宿区での目安料金、確認すべきポイントをわかりやすくまとめました。

東京23区の上限単価と新宿区の相場目安

東京23区での一般廃棄物上限単価46円/㎏と定められていますが、産業廃棄物は品目、量、処理方法によって大きく異なるため、上限単価がありません

東京23区の上限単価と新宿区の相場目安の表

分類東京都23区の上限単価新宿区の相場の単価備考
一般廃棄物46円/㎏約37円/㎏新宿区は比較的リーズナブル
産業廃棄物上限なし100円前後/kg品目・処理方法・量により大きく異なる

上記はあくまで「相場」であり、実際には業者によって単価が異なるので、見積もり時には、必ず各単価の確認を行いましょう。

料金体系の特徴やメリット・デメリット

事業ゴミの料金体系は、主に以下の3つの方式に分かれています。

料金体系特徴メリットデメリット
実量制度重量に応じて料金が変動ゴミ量に応じて適正価格で無駄がない毎月の料金が変動しやすい
固定制度月額の固定料金予算管理がしやすく、料金が安定しているゴミが少ない月でも割高になる傾向がある
袋制度1袋〇〇円での料金、袋ごとの料金設定計算がシンプルでわかりやすい少量の排出でもコストが高くなる場合あり

最近では「実量制度」を採用する業者が増加傾向にあります。

クリメンでも多くの案件でこの方式を採用しており、無駄のないコスト管理が可能です。

見積もり時には、「どの料金体系を採用しているのか」も必ず確認しましょう。

まとめ

この記事では、事業ゴミ・飲食ゴミ・産業廃棄物の回収について、以下のポイントで詳しく解説しました。

  • 新宿区での事業ゴミの分別方法
  • 新宿区の事業ゴミ回収業者の選び方
  • 新宿区事業者:事業ゴミ業者への委託する方法
  • 新宿区で事業ゴミ回収業者に依頼した際の料金相場・体系

事業ゴミの回収依頼はつい後回しになりがちですが、お見積もり~回収開始まで最短でも7日は要するので、遅くても「回収してほしい2週間前には問い合わせ」をしましょう。

クリメンでは、新宿区を含めた全国各地で3,000件以上の回収手配をしている実績があります。

少しでも話を聞いてみたい」という方でも、無料相談を受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

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