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飲食店はごみの定期回収を依頼するべきなのか?迷ったときの判断基準
2026/03/19

飲食店を開業する際に迷うのが、「ごみの定期回収を業者に依頼するか」どうかです。
「自分で処理した方が安いのでは」と考えてしまい、結局オープン日にごみの処理ができず、店舗運営に支障が出てしまうケースも少なくありません。
上記のようなケースやこれから解説する理由を含め、結論、飲食店の方はごみの定期回収を専門業者に依頼するべきです。
この記事では、ごみの定期回収を依頼すべき法的な理由から、東京23区の相場の目安、業者選びに失敗しないためのチェック方法などを解説します。
前提:飲食店のごみは「事業系」扱い

飲食店から排出されるごみは、排出量や店舗の規模の大きさにかかわらず、すべて「事業系ごみ」として扱われます。
そのため、家庭ごみの集積所に出すことは法律で固く禁じらているため、たとえ店舗併用住宅であっても家庭用集積所は利用することができないので注意しましょう。
また、この事業系ごみは大きく2種類に分類され、それぞれ異なる許可を持った業者による適正な処理が義務付けられています。
【事業系ごみの種類と具体例】
- 事業系一般廃棄物:調理くずや食べ残しなどの生ゴミ、紙ナプキン、割り箸など。
- 産業廃棄物:法律で定められた20種類。プラスチック容器、ビン、缶、金属くず、廃油、グリストラップ汚泥など。
ルール違反・無許可委託を避けるために定期回収がおすすめ
エリアやごみの量によっては、定期回収ではなく、ゴミが溜まり次第スポットでの回収という選択を考えている方もいます。
ただし、「無料回収」や「相場よりも格別に安い」場合には、注意が必要です。
万が一、無許可の業者に依頼した場合、廃棄物処理法違反として「5年以下の懲役もしくは1千万円以下の罰金」などの重大な罰則が排出側であるご自身にも科せられる場合があります。
不法投棄などのトラブルに巻き込まれ、店舗の評判を落とさないためにも、最初から適切な許可を持つ業者と“定期回収の契約”を結ぶことをおすすめします。
なぜ「定期」で回収するべきなのか
飲食店のごみは定期回収した方が良い理由は、法的なリスク回避に加え、衛生面と業務効率の向上に直結するからです。
なぜ「定期」がいいのかを4つのポイントに分けて解説します。
理由①:臭い・害虫・クレームを抑えやすい

飲食店を運営している限り、必ず生ごみを含んだ一般廃棄物が発生します。
これらをバックヤードに長期的に保存しておくと、スペースが狭くなってしまうだけではなく、悪臭やゴキブリ・ネズミなどの害獣が発生する可能性があります。
飲食店における衛生管理は死活問題であり、厚生労働省の「食品等事業者が実施すべき管理運営基準に関する指針」でも適切な廃棄物処理が強く求められています。
週に複数回、定期的に回収される仕組みを作ることで、近隣住民からのクレームや行政指導のリスクを排除できます。
理由②:繁忙期でもオペレーションが崩れにくい

年末年始の忘新年会シーズンなど、突発的に大量のごみが発生する繁忙期でも、定期回収契約であればオペレーションが崩れません。
ごみが溜まってからその都度での依頼では、業者の手配が間に合わず、ごみ置き場がパンクするリスクがありますが、スケジュールが固定されていれば安定した店舗運営が可能です。
理由③:スタッフ工数が減る

ご自身もしくはスタッフが清掃工場のごみを持ち込むとなると、清掃工場が受け入れを許可している時間帯に行くしかありません。
営業準備に忙しい日中、もしくは疲弊した営業終了後のごみ搬入作業を強いることは、離職やモチベーション低下の原因となります。
定期回収だと、「所定の場所にまとめておくだけ」で済むため、本来やるべきことに集中することができます。
理由④:ルール違反を避けられる

専門業者と定期契約を結ぶことで、複雑な分別ルールや「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」の適正な運用方法をサポートしてもらえます。
一般廃棄物と産業廃棄物を混ぜて捨てないようにごみの分別表が配布されたり、許可業者は違法な運搬・処理を防いでくれるので、法律やルールに則ったごみ処理を実現できます。
飲食店のごみ定期回収:東京23区の相場の目安

ごみの定期回収に全国一律の定価は存在しません。実際の請求額は「自治体が定める処分費」や「業者の収集運搬費」を合計したした金額となります。
ここでは、日本で最も飲食店が多いといっても過言ではない、東京23区の相場を例として解説します。
【東京23区のごみ処理手数料と相場目安】
東京23区の場合、事業系一般廃棄物の処理手数料の単価が46.0円/kgと定められています。
一方で、産業廃棄物は品目が多く処分費が大きく異なるため、上限が決まっていません。産業廃棄物は品目が多く処分費が大きく異なるため、上限が決まっていません。ただ、飲食店から定期的に出る産業廃棄物のケースだと、約100円〜120円/kg前後が相場です。
また、相場とは少し異なりますが、「物流の2024年問題」に代表されるドライバー不足により、「収集運搬費用が高騰傾向にある」もしくは、「今後回収すらしてもらえなくなった」というケースも増えています。
相場帯で依頼するのはもちろんですが、まずはお店まで回収しに来てくれるかを確かめるのが重要です。
失敗しない定期回収の契約チェック

業者選びで後悔しないために、契約前に必ず以下の4項目を確認しましょう。
①回収の頻度
自店舗の規模や業態、営業時間に対して、最適な回収頻度に対応してもらえるかを確認します。
席数の少ないカフェであれば週2〜3回、生ゴミや油が多い居酒屋・焼肉店であれば週5回から毎日回収が必要です。
また、近隣に迷惑がかからない時間帯や深夜営業終了後のルート回収が可能かの確認が必要です。
②回収を追加できるか
イベントで発生した大量のごみや、店舗改装に伴う、古くなった椅子、電子レンジ、ミキサーなどの粗大ごみのスポット回収に柔軟に対応してくれるかを確認しましょう。
日常的に連絡が取りやすいサポート体制がある業者が理想的です。
③回収できるごみの種類
一般的に飲食店では、「一般廃棄物」と「産業廃棄物」の両方のゴミが出ます。そのため、双方の収集運搬許可証が必要です。
また、グリストラップ汚泥を排出する場合は、産業廃棄物(汚泥)扱いとなるため、回収してくれるかを必ずチェックしましょう。
④解約の条件
将来的な移転や他社への乗り換えに備え、契約期間の縛りや不当な違約金が設定されていないかを確認します。
業者によっては、「最低6ヶ月〜」や、「1年後の前後1ヶ月しか解約できない」など、契約期間が決まっているので、契約する前に必ず確認しましょう。
定期回収の契約前は無料相談しよう

ごみの種類や量、営業時間、店舗のエリアによって最適なプランは異なります。
自店舗にとって最もコストパフォーマンスが高く、適正な回収をしてもらうためには、契約前に専門業者へ無料相談を行うことが重要です。
株式会社クリメンでは、東京23区はもちろん、全国各地の信頼できる業者と提携しているため、お客様へ最適なプランを提供しています。
複数店舗を展開している方でも、エリアごとに異なる契約や請求処理を「窓口一本化」できるメリットがあります。
見積もりだけ欲しい方でも大丈夫ですので、まずは無料相談をご利用ください。

まとめ
この記事では、飲食店はごみの定期回収を依頼するべきかについて解説しました。
飲食店から出るごみはすべて「事業系ごみ」に該当するため、家庭ごみ集積所に出すことはできません。
ごみの定期回収は、悪臭や害虫を防ぐ「衛生管理」と、スタッフの労力を削減する「業務効率化」の観点から不可欠な投資です。
2026年2月現在、東京23区を例に挙げると、処理手数料は46.0円/kg(令和5年10月改定)となっていますが、地域によって処理手数料が異なるだけでなく、数年に一度は値上げをするエリアがほとんどです。
【業者選びの契約前チェックポイント】
- ①回収の頻度
- ②回収を追加できるか
- ③回収できるごみの種類
- ④解約の条件
また、契約時には、上記の4点を必ずチェックするようにしましょう。
ルール違反による致命的な経営リスクを避け、健全な店舗運営を維持するためにも、今すぐ信頼できる専門業者に適正価格での定期回収を相談してみることをおすすめします。
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