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【2025年最新】事業ゴミ回収業者おすすめ5選|料金相場や選び方を紹介

2025/06/27

事業者ゴミの回収において、「法的な重要性」や「適切なゴミ業者の選び方」について、お悩みの事業者は多いのではないでしょうか。

まず結論として、事業ゴミの不適切な処理は不法投棄と見なされ、厳しい罰則の対象となるため、信頼できる業者を選定することは、極めて重要です 。

この記事では、事業ゴミ回収に関する以下の要点を解説し、信頼できる業者を選定することができます。

  • ・事業ゴミ処理に潜む法的リスクと、排出事業者責任の概要
  • ・【2025年最新】事業ゴミ回収業者おすすめ5選
  • ・適正な料金相場と、信頼できるゴミ回収業者の選び方

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【基本知識】事業から発生するゴミは「事業系廃棄物」

【基本知識】事業から発生するゴミは「事業系廃棄物」

事業活動に伴って排出されるゴミは、家庭ごみとは異なり、「事業系廃棄物」として廃棄物処理法に基づいた、適切な処理が必要です。

そのため、会社や店舗、美容室、民泊、病院など、事業活動を通じて発生するゴミは、すべて事業系廃棄物に該当します。

また、事業系廃棄物は、主に「産業廃棄物」と「事業系一般廃棄物」の2つに分類され、それぞれ許可を持つ業者が異なるため注意が必要です。

産業廃棄物

産業廃棄物とは、事業活動に伴って排出される廃棄物のうち、法令で定められた廃プラスチックや廃油など20種類のゴミを指します。

原則として、都道府県知事等の許可を得た産業廃棄物処理業者に委託しなければなりません 。

事業系一般廃棄物

事業系一般廃棄物とは、事業活動に伴って発生する廃棄物のうち、産業廃棄物の20種類に該当しないゴミ(飲食店の生ゴミ、オフィスの紙くずなど)を指します。

排出事業者が自らの責任において処理するか、市区町村長の許可を得た一般廃棄物収集運搬業者に委託する必要があります 。

不適切な処分は「不法投棄」扱いに

上記の事業系廃棄物を許可のない業者に委託したり、法律で定められた方法以外で処分すると、不法投棄としてみなされます。

たとえ知らなかったとしても、不法投棄とみなされた場合は、排出事業者が責任を問われ、以下の罰則が科せられることも。

  • 5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、またはその両方
  • ・法人の場合は、3億円以下の罰金が科される場合も

その根拠となるのが、廃棄物処理法に定められている「排出事業者責任」です。

これは、「事業活動によって生じた廃棄物は、排出した事業者自らが責任を持って適正に処理しなければならない」という事業者に対しての義務があるためです。

飲食店で例えると、生ごみ(事業系一般廃棄物)や廃油・割れた食器(産業廃棄物)を適切に分別し、それぞれに対応した許可を持つ業者に適正な処理を委託する必要があります。

もし、委託した業者が不法投棄を行えば、排出事業者である飲食店も責任を問われることになるの可能性があります。

事業系廃棄物の種類

事業系廃棄物の種類は先述したとおり、「産業廃棄物」と「事業系一般廃棄物」の2つに分類されます。

事業ゴミの分別方法

ここでは、それぞれのゴミの具体的な種類を解説します。

①産業廃棄物

産業廃棄物とは、廃棄物処理法で定められた以下の20種類を指します。

あらゆる事業活動から排出される可能性のあるものと、建設業など特定の事業活動に限定されるものがあります。

番号種類具体例
1燃え殻石炭がら、焼却炉の残灰など
2汚泥工場排水処理汚泥、各種製造業の製造工程で生じる泥状のもの
3廃油鉱物性油、動植物性油、潤滑油、洗浄油など
4廃酸写真定着廃液、酸洗浄工程廃液など(pH2.0以下)
5廃アルカリアルカリ洗浄廃液、金属せっけん廃液など(pH12.5以上)
6廃プラスチック類合成樹脂くず、合成ゴムくず(例:容器包装、廃タイヤ)
7紙くず建設業に係るもの、PCBが塗布されたものなど特定業種由来のもの
8木くず建設業に係るもの、貨物パレットなど
9繊維くず建設業に係るもの、PCBが汚染したものなど特定業種由来のもの
10動植物性残さ食料品・医薬品・香料製造業の残さ(あめかす、のりかすなど)
11動物系固形不要物と畜場・食鳥処理場における獣畜・食鳥の固形状不要物
12ゴムくず天然ゴムくず(合成ゴムは6の廃プラスチック類)
13金属くず鉄鋼・非鉄金属の破片、研磨くず、切削くずなど
14ガラス・コンクリート・陶磁器くず板ガラス、コンクリートくず、陶磁器くずなど
15鉱さい鋳物砂、不良石炭、ボタなど(製鉄所の高炉由来)
16がれき類建物の新築・改築・除去で生じたコンクリート破片等
17動物のふん尿畜産農業から出る牛、馬、豚、鶏などのふん尿
18動物の死体畜産農業から出る牛、馬、豚、鶏などの死体
19ばいじんばい煙発生施設等で集じん施設により集められたばいじん
20上記1~19の処理物上記の産廃をコンクリート固化したものなど

参照:東京都環境局

②事業系一般廃棄物

事業系一般廃棄物は、産業廃棄物以外の事業ゴミを指します。

業種によって主な内容が異なるため、以下に業態別の代表例をまとめました。

業態主な事業系一般廃棄物
オフィス書類・生ゴミなど
小売店梱包材・包装紙など
学習塾・教室紙ごみ・清掃ごみなど
医療・福祉施設書類・清掃ごみ(感染性以外)
倉庫・物流施設包装紙・段ボール・雑紙など
美容室毛髪・ティッシュ・紙くずなど
飲食店生ごみ・残飯・紙類など

なお、上記の例にある段ボールや雑誌などは、自治体によってはリサイクル可能な「資源ごみ」として別途回収されるとこもあります。

あくまで上記は一例であり、実際の分別・処理ルールは自治体によって異なるため、事業所所在地の市区町村に確認しましょう。

不適切な処分は「不法投棄」扱いに

このように、事業ゴミには多くの種類があり、それぞれ法律に基づいた処理ルートが定められています。

許可のない業者への委託や、家庭ごみとしての排出、不適切な場所への投棄は「不法投棄」とみなされ、厳しい罰則が科される可能性があります 。

上記のようなリスクを少しでも減らすためにも、信頼できる業者にゴミの回収を依頼するようにしましょう。

株式会社クリメンでは、これまで3,000社を超えるお客様の回収手配を行ってきた実績に基づき、お客様が安心して委託できる体制を整えております。

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【2025年最新】事業ゴミ回収業者おすすめ5選|相場や選び方を紹介

事業ゴミ回収業者おすすめ5選|相場や選び方を紹介

事業ゴミの回収は、事業所の所在地を管轄する自治体から一般廃棄物収集運搬業産業廃棄物収集運搬業の許可を得た業者にしか依頼できません。

ここでは、数ある業者の中から、各都市部で事業ゴミ回収のおすすめの業者を5社を紹介します。

1:株式会社クリメン

株式会社クリメンは、全国の廃棄物業者と提携しており、事業ゴミに関する課題を解決するマネジメント会社です。

【対応エリア】全国

【特徴・強み】

  • ・複数拠点の一括管理
    • 全国に店舗や支社があっても、窓口はクリメン一つで完結できるので、請求書も一本化でき、管理の負担や手間を削減します。
  • ・総合サポート
    • 通常の事業ゴミ回収はもちろん、グリストラップ清掃、衛生管理に関するコンサルティングまで、幅広くサポート。
  • ・柔軟な対応力
    • 3,000社以上の手配実績で培ったノウハウで、他社に断られがちな条件(深夜早朝・高層階など)でも最適な回収プランを提案します。

【公式サイト】株式会社クリメン

2:三東運輸株式会社

三東運輸株式会社は、東京都江戸川区を拠点に、70年以上、廃棄物処理に携わってきた実績豊富な会社です。

【対応エリア】主に東京23区

【特徴・強み】

  • ・適正処理へのこだわり
    • 電子マニフェストにも対応し、コンプライアンスを重視した事業者に最適です。
  • ・行政からの信頼
    • 東京23区の家庭ごみ収集も行政から委託されており、信頼性があります。

【公式サイト】三東運輸株式会社

3:有限会社城東衛生

有限会社城東衛生は、大阪府大阪市に本社を構える、事業系廃棄物の会社です。

事業ゴミだけではなく、ゴミ屋敷清掃やハウスクリーニングも手掛ける、清掃のプロフェッショナル集団です。

【公式サイト】:有限会社城東衛生

4:株式会社福岡興発

株式会社福岡興発は、福岡県福岡市に本社を置く、事業系一般廃棄物の収集を行う会社です。

その他にも、家庭ごみの収集運搬や食品リサイクルループの構築など、SDGsへの先進的な取り組みが特徴です。

【公式サイト】株式会社福岡興発

5:株式会社宮城衛生環境公社

株式会社宮城衛生環境公社は、宮城県仙台市に本社を構える、事業系廃棄物の会社です。

廃棄物のみならず、浄化槽維持管理から太陽光パネルリサイクルまで、環境関連の幅広い事業を展開しています。

【公式サイト】:株式会社宮城衛生環境公社

事業ゴミ回収業者の一般的な相場

事業ゴミ回収業者の一般的な相場

事業ゴミの回収料金は、大きく分けて「①事業系一般廃棄物」と「②産業廃棄物」で料金体系が異なり、さらに業者や排出量によっても変動します。

ここでは、それぞれの料金相場と料金モデルを具体的に解説します。

①事業系一般廃棄物の料金相場

事業系一般廃棄物の料金は、自治体が定める「処理手数料」を基に、業者が回収費用を上乗せして設定するのが一般的です。

参考として、以下はクリメン独自の調査で相場を算出した例になります。

事業系一般廃棄物の相場(クリメン調べ)

エリア事業系一般廃棄物の処理単価相場
東京23区38円/kg
大阪府大阪市24円/kg
神奈川県横浜市37円/kg
福岡県福岡市165円/袋+14円/kg
宮城県仙台市43円/kg

上記のようにエリアによって単価の相場が異なるだけでなく、実際には、処理単価+収集運搬費が加算される場合もあります。

②産業廃棄物の料金相場

産業廃棄物は、法令による上限単価がなく、品目や性状(液体か固体かなど)によって料金が大きく異なります。

スポット回収のみの場合のおすすめは、複数の業者から見積もりを取り、料金体系を明確にすることが重要です。

品目(代表例)処分費用の単価相場
廃プラスチック類50円~150円/kg
木くず10円~60円/kg
金属くず有価物として買い取られる場合も
がれき類3,000円~12,000円/m³

【実際の料金モデル】

実際に業者に依頼する場合の、おおよその料金モデルです。

地域や業者により、相場が大きく異なるので、あくまでも参考程度にしてください。

業種・規模回収頻度の目安月額料金の相場
小規模オフィス週1~2回12,000円~25,000円
小規模飲食店週2~3回15,000円~50,000円
中規模の商業施設毎日50,000円~150,000円

東京23区ではありますが、より詳しい料金を知りたい方は、以下の記事もご参照ください。

東京23区の事業ゴミ料金相場【エリア別・業種別ガイド】

上記のように品目によって料金体系が複雑だからこそ、分かりやすい料金プランを提示してくれる専門業者に依頼することをおすすめします。

事業ゴミ回収業者の選び方

事業ゴミ回収業者の選び方

事業ゴミの回収業者選びといっても、地域によっては数百社以上存在するため、どこの業者に依頼すればいいかわからなくなることも。

ここでは、事業ゴミ回収業者を探す際に、信頼できる事業ゴミ回収業者の選び方を解説します。

対応エリアと回収頻度の柔軟さ

まず、自社の事業所が業者の対応エリア内かを確認します。

注意点として、たとえば、依頼したい業者が渋谷区の収集許可を持っていても、渋谷にあるのか代々木にあるのかで、対応の可否が異なります。

また、回収頻度の柔軟さも大事で、「深夜・早朝に対応してほしい」「繁忙期だけ回数を増やしたい」といった要望に、どこまで応えてもらえるかを確認しましょう。

契約のわかりやすさ&コスト

業者によって契約形態料金体系は異なります。

契約する前には、必ず見積もりを取り、どういう契約内容なのかを明確にしておきましょう。

クリメンでは、ゴミの重量に応じて料金が変動する「従量制」を基本としております。

お客様に合わせた最適な料金プランのご提案から、「現在のコストが適正か」といったご相談まで、まずはお気軽にお問い合わせください。

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産業廃棄物処理の許可・実績があるか

日頃から産業廃棄物を排出する業態もあれば、溜まった粗大ゴミなどの産業廃棄物をスポットで依頼したい方もいると思います。

特に注意したいのが、普段やり取りしている業者が産業廃棄物の許可を持っていないケースです。

いざという時にあわてないためにも、契約を検討している業者が産業廃棄物収集運搬業許可を保有しているか、事前に確認しておくと安心です。

口コミ・評判・トラブル対応力

事業ゴミ回収を依頼するにあたり、口コミ・評判・トラブル対応力も重要です。

契約前までの対応は良かったのに、契約後は回収が不定期になったり、トラブル時の連絡がつきにくい」といった事態は避けたいもの。

そのため、契約する前に公式サイトGoogle mapの口コミなどの評判を確認することをおすすめします。

定期契約する必要はある?

定期契約する必要はある?

結論、事業ゴミの処理は定期契約が基本です。

なぜなら、日々発生する廃棄物を事業所内に溜め込むことは、衛生管理上のリスクや、悪臭による近隣トラブルに直結するためです。

そのため、クリメンでも、お客様の事業所を常にきれいな状態に保つため、スポット回収ではなく定期回収の契約を基本とさせていただいております。

ご契約までの流れは非常にシンプルです。

  • 1.お客様の排出状況や希望内容をヒアリングし、最適なプランのお見積書を提出
  • 2.契約内容に合意いただけたら、電子契約書にてスムーズな契約書の締結
  • 3.実際の回収場所や頻度など、詳細を打ち合わせの上で回収をスタート
  • 4.回収開始後も、ご不明な点や万が一のトラブルは、電話・メール・公式LINEで迅速にサポート

さらに、クリメンの定期回収では、事業系一般廃棄物のみならず、産業廃棄物やグリストラップ、廃油の回収の手配・紹介もしております。

この一貫したサポート体制が評価され、おかげさまで、3,000社を越える企業・個人事業主様にご利用いただいています。

まずは自社の状況に合ったプランを知りたい」といったご相談でも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

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まとめ

本記事では、事業ゴミ回収業者おすすめ5選の他に、適正な処理方法、料金相場や回収業者の選び方を解説しました。

  • ・事業ゴミの処理には法的な「排出事業者責任」が伴い、不適切な処理は罰則の対象となる
  • ・業者選定時には「許認可の有無」「料金体系の明確さ」「対応範囲」などを確認することが不可欠
  • ・料金相場はあくまで目安とし、複数社から見積もりを取得してサービス内容を比較検討する

上記のように、事業ゴミの業者選定にはいくつかの確認事項があり、管理も煩雑になりがちです。

クリメンでは、事業ゴミの管理に対し、お客様に寄り添った最適な回収プランを提供しております。

私たちのサービスをご利用いただくことで、全国の複数ある拠点や、多様な種類の廃棄物も、窓口を一本化して管理することが可能になります。

「何から相談すればいいかわからない」という場合でも、まずは現状の確認や、コストが適正かどうかの判断もいたしますので、お気軽にお問合せください。

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