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【東京23区】事業ゴミの回収依頼方法

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【目黒区】事業ゴミ・産業廃棄物の回収おすすめ業者|料金の相場などを解説【2025年最新】

2025/11/07

目黒区は、中目黒や自由が丘といった人気エリアを抱え、お洒落な飲食店や小売店が数多く集まる、都内でも有数の活気ある地域です。

一方で、事業所の形態が多様であることから、排出されるゴミの種類も複雑になりがちです。

目黒区で事業を営むオーナー様やご担当者様の中には、事業ゴミの処理に関して、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?

  • ・現行業者の事業ゴミ回収料金は、目黒区の相場と比べて高いのかな…?
  • ・早朝や深夜の営業時間に、回収時間を合わせてもらえないだろうか?
  • ・ビルの空中階(2階以上)までゴミを取りに来てほしい
  • ・そもそも、目黒区のルールに則った信頼できる業者はどう探せばいい?

これらのお悩みは、目黒区の地域特性(道幅が狭いエリア、商店街の組合ルールなど)も相まって、業者選びをさらに難しくしています。

この記事では、目黒区の事業ゴミ回収における料金相場から、信頼できる業者の選び方、依頼の具体的な手順までを徹底解説します。 最後までお読みいただくと、自社に最適な廃棄物処理の方法が必ず見つかります。

目黒区で事業ゴミ回収業者に依頼した際の料金相場と料金体系

まずはじめに、最も気になる目黒区の事業ゴミ回収の料金相場や体系について解説していきます。

目黒区での料金相場

東京23区での一般廃棄物の上限単価は46.0円/kgと定められていますが、私たちが取引している目黒区の業者の相場としては37円/kg前後と、23区の中でも平均より少し低めです。

また産業廃棄物ですが、廃棄物の品目、量、処理方法によって大きく異なるため、上限単価がありません。

参考として、オフィスや飲食店などから出るプラスチック系のゴミの場合の相場感としては、100円/kg前後の業者が多いです。

ただお伝えした、目黒区の一般・産業廃棄物の単価はあくまで相場なので、問合せする際には、それぞれの単価を必ず聞くようにしましょう。

料金体系:従量課金・固定制度・袋制度

業者により料金体系が違うので、見積もりの際に確認しておきたい項目のそれぞれの特徴・メリット・デメリットに分けて解説します。

料金体系特徴メリットデメリット
従量課金重量によって変動無駄がない料金が安定しない
固定制度月額/年額固定予算管理しやすいゴミ量が少ないと割高
袋制度1袋〇〇円シンプルゴミ量が少ないと割高

ちなみにここ何年かの動きとしては、公平性の観点から従量課金を採用した回収を行う業者が主流になりつつあり、クリメンでも多くの案件で実量制度を採用しております。

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目黒区で事業ゴミ回収を業者に依頼するまでの基本手順

「事業ゴミ回収を今すぐ回収してほしい」と思っても、すぐに依頼できるわけではありません。まずは適切な業者を選び、そのあとに手続きを進める必要があります。

そのため、ここではまず事業ゴミをスムーズに回収してもらうための基本的な手順を解説します。

業者を探す前に確認すべき事業ゴミの種類

事業者が排出するゴミは、どんなに小規模、少量の排出量だとしても「事業系ゴミ」に該当するため、家庭ゴミとは異なるルールで処理されます。

もし適切に分別されていないと、回収を拒否されるリスクがあるだけではなく、廃棄物処理法により重い罰則が課せられることもあるので適切な分別を心がけましょう。

事業系一般廃棄物

  • ・生ごみ
  • ・紙類
  • ・割り箸
  • ・髪の毛
  • ・枯葉(種類による) など

上記は主に可燃ゴミに分類される品目で、次の章で詳しく解説しますが、必ず目黒区が許可した一般廃棄物処理業者に依頼する必要があります。

事業系産業廃棄物

  • ・プラスチック(ペットボトルなど)
  • ・缶、ビン
  • ・ゴムくず
  • ・金属くず など

法律で定められた20種類の産業廃棄物のうち、どの品目に該当するかによって処理方法が異なります。

参照:東京都環境局

目黒区の規則に基づいた業者選定

目黒区の規則に基づいた業者選定として最も重要なのは、「事業ゴミ回収を依頼する業者が、事業系一般廃棄物・産業廃棄物それぞれに対して収集許可を持っているかどうか」です。

事業系一般廃棄物と産業廃棄物に分けて、詳しくみていきましょう。

事業系一般廃棄物のみを排出する事業者

事業系一般廃棄物のみを排出する事業者は、依頼する一般廃棄物業者が目黒区の「一般廃棄物収集運搬業許可証」を保有しているか必ず確認しましょう。

💡一般廃棄物収集運搬業許可証とは?
 ごみを収集し、処理場へ運ぶ事業を行うために必要な許可証で、市区町村ごと(23区の場合は各区)の許可が必要。
(東京都の”産業廃棄物収集運搬業許可証”だけでは目黒区の一般廃棄物は収集できません)

産業廃棄物のみを排出する事業者

産業廃棄物のみを排出する事業者の方は、「依頼する廃棄物業者が、東京都の産業廃棄物収集運搬業許可証を取得しているか」を確認しましょう。

一般・産業廃棄物の両方を排出する事業者

一般・産業廃棄物の両方を排出する事業者は、目黒区の「一般廃棄物」と東京都の「産業廃棄物」の両方の収集運搬業許可証の有無の確認をしましょう。

📢依頼する際のポイント

一般・産業廃棄物のそれぞれの業者に依頼するのもいいけれど、両方の許可証を持っている業者に依頼すると、業者を探す手間も減るし、契約~回収開始までもスムーズだよ!

見積もり依頼~契約~回収開始までの流れ

見積もり依頼から回収開始まで、最短でも7営業日はかかります。

以下の図で、実際に見積もり依頼から回収開始までの流れを表しました。

クリメンへ問合せ

上記の図のプロセスのように、見積もり依頼から回収開始までさまざまな手続きを要するため、どうしても回収開始までに1週間ぐらいかかってしまいます。

安心して事業ゴミを回収してもらうためにも、実際に回収を開始してほしい2~3週間前ぐらいからのお問い合せをおすすめします。

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目黒区で信頼できる事業ゴミ回収業者を選ぶポイント

これまで解説した内容と、目黒区内で120社以上の回収管理がある実績をもとに、目黒区で信頼できる事業ゴミ回収業者を選ぶポイントをお伝えします。

目黒区の事業ゴミ回収事情

目黒区は飲食店などのサービス業が多いので、生ごみ・紙類などの一般廃棄物、ビン・カン・ペットボトルなどの産業廃棄物の両方が排出されることが多いです。

また、東急目黒線沿いにある人気エリア、中目黒駅、学芸大学駅付近の商店街では、道幅が狭い場所にお店があることが多いので、その付近に回収ルートを多く持つ業者だけが廃棄物回収をしている傾向があります。

また、自由が丘商店街の通りでは、組合が事業ゴミの廃棄物収集業者の紹介・管理をしている店舗が多く見られます。

業者選定の基本:許可証の確認

「目黒区の規則に基づいた業者選定」でも解説しましたが、排出するゴミの種類(一般廃棄物・産業廃棄物)に応じた収集運搬業許可証の有無を必ず確認しましょう。

もし許可証がない業者に委託して回収された場合、委託した排出事業者自身も「廃棄物処理法」違反に問われます。

5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方の罰則を科される可能性があるので厳重に注意しましょう。

サービス内容と対応範囲の確認

業態、営業時間、事業規模の大きさなどによって、必要となるサービスや対応も変わります。

回収時間帯

事業系廃棄物のゴミ回収は、基本的に人の少ない深夜~早朝にかけた時間帯での回収が多いので、念のため、大体何時ぐらいに回収してくれるのかを確認しましょう。

もし朝まで営業している業態で排出場所が道路に面した場所の場合は、朝方の営業終了後でも回収してくれる業者を探すことで、通行の妨げや臭気の問題を防ぎ、スムーズな事業運営ができます。

回収場所

回収場所が下記のリストの様なケースの場合は、作業料金が別途発生する可能性があるので、回収に支障がないかも併せて確認しましょう。

  • □ エレベーターを使用しての(空中階)回収
  • □ 鍵を使用しての回収(店内、ゴミ庫など)
  • □ 道が狭く、パッカー車が入れないような場所
  • □ 地下階や階段を使用しての回収 など

上記の中でも、特に道幅が狭くパッカー車が入れないような場所だと、回収自体をお断りされてしまうケースもあります。

そのため、もし心配な場合はとりあえず複数社に問合せをして、全社からの回答を待ってみるということもおすすめです。

問い合わせ対応

多くの業者が深夜~早朝にかけての回収なので、日中に連絡が繋がらない業者も少なくありません。そのため、分別方法や回収漏れの際にも日中に連絡が取れる業者に回収依頼をするのがおすすめです。

また、最近では深刻なドライバー不足により、「本来は営業担当なのに臨時でドライバーとしてゴミ回収をしているからなかなか電話に出られない」というケースも増えてきているので、ホームページやSNSからも問い合わせが可能な業者であれば、緊急時の連絡がつきやすく安心です。

目黒区の事業ゴミの回収可能エリア

下記は、目黒区での回収可能エリアを示しています。もし、心配な方は先に事業所の住所が回収可能エリアに入っているかを確認しておきましょう。

あ行

・青葉台
・大岡山
・大橋

か行

・柿の木坂
・上目黒
・五本木
・駒場

さ行

・下目黒
・自由が丘
・洗足

た行

・平町
・鷹番
・中央町

な行


・中町
・中根
・中目黒

は行

・原町
・東が丘
・東山
・碑文谷

ま行

・三田
・緑が丘
・南
・目黒
・目黒本町

や行

・八雲
・祐天寺
・油面

まとめ

ここまで目黒区の事業ゴミの回収業者の選び方や、料金相場などについてまとめてきました。

事業を立ち上げる際にさまざまな手続きや困難があると思いますが、事業ゴミの回収手続きも重要な手続きの一つです。

つい後回しになりがちですが、見積依頼~回収開始まで最短でも7営業日は要するので、余裕をもって2~3週間前からの問合せを強くおすすめします。

特に周りに事業所が少ない住宅地などのエリアや空中階からの回収など条件つきの回収の場合は、ご自身が希望するサービス内容の業者を自力で探すのは非常に困難な場合があります。

私たちクリメンでは、事業者の方のご希望に寄り添えるような最適なプランを提供しているので、少しでもお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。

累計ご利用企業数3,000社以上を超える事業ゴミのプロであるクリメンが、無料で相談を受け付けております。

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