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【2026年最新】廃油処理のおすすめ業者5選
2026/04/09

飲食店の厨房から工場の機械まで、業種によっては「油」は欠かせません。
しかし、その使用済み油(廃油)の処理を一歩間違えれば、法人に最大3億円の罰金、担当者個人に5年以下の懲役という事業の存続を揺るがしかねない深刻な状態を招くことも。
業者に依頼をしても、不適切な業者を選んでしまった場合には、企業の社会的信用を失いかねない重大なコンプライアンス違反に直結する可能性もあります。
本記事では、廃油処理業者を探している、あるいは現在の委託先に不安を感じているすべての事業者様に向けて、2026年最新情報に基づき、廃油処理業者を選ぶ前の基本情報や選び方、おすすめ業者、依頼する流れと注意点など、網羅的に解説します。
この記事を最後まで読めば、自社の状況に合った処理方法が選べるようになります。
廃油処理業者を選ぶ前に知っておきたい基本情報

「廃油処理業者」と調べて、検索結果の一番上にある業者にとりあえず連絡したものの、「少量だから回収してくれない」「想定より処理料金が高い」など、なかなか自社の状況に合った情報に辿り着けない場合があります。
そうならないように、ここでは、廃油処理業者を選ぶ前に知っておきたい基本情報を解説します。
廃油とは?定義と種類をわかりやすく解説
廃棄物処理法において「廃油」とは、事業活動に伴って排出される使用済みの油全般を指し、20種類の産業廃棄物の一つに分類されます。
廃油は性質によって以下の3種類に分けられます。
- 鉱物性油: 潤滑油・エンジンオイル・切削油など(主に工場・自動車整備業)
- 動植物性油: 天ぷら油・ラード・サラダ油など(主に飲食店・食品工場)
- 溶剤: 洗浄油・アルコール類など(主に製造業・研究機関)
特に注意が必要なのが、特別管理産業廃棄物に分類されるものです。引火点70℃未満の揮発油・灯油(引火性廃油)、有害物質PCBを含む廃油などは、通常の廃油より格段に厳しい保管・運搬・処理基準が定められています。
クリメンでは、動植物性油に分類される廃油(廃食用油)のみになりますが、事業ゴミの定期回収もしくは、グリストラップの清掃・定期回収の契約をしている事業者の方を対象に、廃油の回収業者を紹介しております。
廃油処理はなぜ必要?放置のリスクと法的責任
廃油処理において最も重要な法原則が「排出事業者責任」です。これは、「廃油を排出した事業者自身が、その処理について最終的な責任を負う」というもので、処理を業者に委託したからといって、事業者自身に責任がなくなるわけではありません。
万が一、委託した業者が不法投棄などの不適正な処理を行った場合、排出事業者も監督責任を問われ、処罰の対象となります。
実際に、「少量の油だから大丈夫」と思い、排水溝に廃油を流す行為も、実は悪質な不法投棄とみなされます。そして、排水管の詰まりによる高額な修理費用の発生や、河川への流出による深刻な環境汚染を引き起こす事例が後を経ちません。
産業廃棄物としての廃油処理に関する法律・規制
廃油処理は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)」を中心に、水質汚濁防止法、消防法など、多岐にわたる法律によって厳しく規制されています 。
事業活動から出るごみは、家庭ごみとは異なり、法律に則って事業者自らの責任で適正に処理することが義務付けられています。
これらの法規制の詳細と、事業者が遵守すべき具体的な義務については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
【2025年最新版】産業廃棄物とは何か|定義・分別・処理などを解説
廃油の処理方法を選択肢ごとに比較
廃油の処理方法は大きく4つに分けられます。自社の状況(廃油の種類・量・予算)に合わせて選びましょう。
① 有料で産業廃棄物業者に処理委託する
最もスタンダードな方法で、許可を持つ産業廃棄物処理業者と委託契約を結び、収集・運搬・処分を依頼します。
費用は発生しますが、法的義務(マニフェスト管理・書類保管)をきちんと果たせる点で安心です。
量が少ない・特殊な廃油(PCB含有など)を処理したい場合に向いています。
② 無料で回収してもらう
廃油の種類・量・保管状況によっては、処理費用ゼロで回収してもらえるケースがあります。
無料回収の条件や依頼先の選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
③ 買取業者に売ってお金にする
天ぷら油などの廃食用油は、バイオディーゼル燃料(BDF)などの原料として需要があります。量・品質・地域によっては、廃油を売却して収益にできる場合があります。
買取価格の相場や交渉のポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
④ 自社で再利用・リサイクルする
一部の事業者では、廃油を燃料として自社で再利用したり、石鹸の原料として加工するケースもあります。
ただし、自社処理には設備投資と法的対応が必要なため、専門的な知識が求められます。
一般的な飲食店・中小企業には、①〜③のいずれかがほとんどの場合で現実的な選択肢です。
廃油処理業者の選び方|チェックすべき5つのポイント

処理方法の方向性が決まったら、次は業者選びです。以下の5点を必ず確認してください。
許可・資格の有無を確認する
廃油処理業者の選定で最も重要なのが、都道府県知事(または政令市長)からの正式許可の有無です。
- 産業廃棄物収集運搬業許可: 廃油の回収・運搬のための許可
- 産業廃棄物処分業許可: 廃油の焼却・再生処理のための許可
業者に許可証の写しを必ず提示してもらい、「有効期限」「許可品目に廃油が含まれているか」を確認しましょう。
ネットで確認したい場合は、産廃情報ネットで確認することができます。
対応エリアと回収スピード
自社の所在地がエリア内かを確認したうえで、廃油の発生量・保管スペースに合わせた柔軟な回収頻度の相談に応じてくれるかも重要です。
緊急時のスポット対応の可否も事前に確認しておきましょう。
料金体系の透明性とコスト感
「極端に安い」「相場を大きく超える高価買取」を謳う業者には注意が必要です。優良業者は「1kgあたり○円」「1缶あたり○円」など、料金の根拠を明確に提示します。
株式会社クリメンでは、事業ゴミの定期回収もしくはグリストラップの清掃・定期回収をしている事業者の方に限り、廃食用油を買取してくれる業者を紹介しております。

環境への配慮やリサイクル体制

業種を問わず、現代の企業経営において環境への配慮は企業価値を測る重要な指標です。
委託する業者が、回収した廃油をただ産業廃棄物として処分するだけでなく、バイオディーゼル燃料(BDF)や再生重油、工業用石鹸などの、価値ある資源に転換されているかも大事です。
ちなみにクリメンでは、回収した廃食用油は飛行機や車の燃料に変わる、バイオディーゼル燃料になります。
口コミ・実績・対応力のチェック
同業種の取引実績があるかどうかは、信頼性の目安になります。
また、廃油の量が少ない場合は回収を断られるケースもあるため、事前におおよその廃油量を伝えて対応可否を確認しておきましょう。
【厳選】廃油処理に強いおすすめ業者5選

前述した「5つのチェックポイント」に基づき、全国の各エリアで対応できる業者を5社厳選しました。
①株式会社クリメン(全国)
東京都豊島区に拠点に、事業ゴミの回収を管理している会社です。
廃食用油に限定されますが、事業系一般廃棄物・産業廃棄物、またはグリストラップ清掃・回収の定期契約をしている事業者に対し、全国で有価買取してくれる業者を紹介するサービスを提供しています。
廃油だけでなく、グリストラップ清掃・ゴミ回収まで含めた事業ゴミの一括管理を検討している事業者に特に適しています。
② 株式会社太陽油化(東京都・一都三県+千葉一部)
東京都板橋区に本社を置く、60年以上の歴史を誇る老舗企業です 。
主に、一都三県と千葉県の一部の地域での回収が可能で、自動車関連事業所から出るエンジンオイルやギヤー油、油圧作動油など、鉱物性油の回収に強みを持ちます。
PCB・PFASなどの処理困難な有害廃棄物にも対応。製造業・研究機関などの事業者に適しています。
③ フォーリーフ株式会社(大阪拠点・関西〜愛知エリア)
大阪を拠点に関西地区から愛知県までをカバーする廃油処理をしている会社です。
エンジンオイルや、工業プロセスから出る廃油などの廃棄物を有価買取、自社でリサイクルする仕組みを持っています。
回収した廃油は公衆浴場・精錬会社・セメント会社向けのリサイクル燃料として再利用されます。
④岩野礦油株式会社(福岡拠点・九州〜山口エリア)
福岡県北九州市を拠点とし、昭和38年創業という西日本屈指の業歴を持つ老舗企業です 。
一般工場、ガソリンスタンド、自動車整備工場などから排出される廃油を回収し、それらを原料として再生重油をリサイクル・製造をしています。
また、この地域で「再生油」を根付かせ、産業用燃料として定着させたのは岩野礦油株式会社という情報もあるので、鹿児島と宮崎を除いた九州地方と山口県の方は、ぜひご検討してみてください。
⑤株式会社札幌油脂
北海道小樽市拠点で、道内ほぼ全域に対応(一部は協力業者対応)。
廃食油の回収に関しては、一部の地域は協力業者の回収にはなりますが、北海道内ほぼ全域対応しています。
キャスター付きリサイクル収集容器の販売もしており、保管・排出の仕組みづくりから相談できます。
廃油処理を業者に依頼する流れと注意点

次は、実際に廃油処理を業者に依頼する流れを解説します。
問い合わせから回収までの一般的な流れ
1.問い合わせ・相談: まずは電話やウェブサイトのフォームから、廃油の種類・量・発生頻度・保管状況を伝えて相談します。
2.見積もり・現地調査: 業者から見積もりが提示され、必要に応じて現地調査が行われます。
3.契約締結: 法律で義務付けられた「産業廃棄物処理委託契約書」を締結します(無料回収・有価買取の場合は別の契約書)。
4.回収・マニフェスト交付: 廃油の引き渡し時に「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」を交付します(無料回収・有価買取の場合は不要)。
5.処理完了報告:収集運搬・中間処理・最終処分の各段階でマニフェストの写しが返送され、すべて揃った時点で適正処理が完了となります。
契約書・マニフェストの重要性
マニフェストは、万が一のトラブル時に排出事業者が適正処理を委託したことを証明する唯一の書類です。
返送された写しは5年間保管する義務があります。電子マニフェストへの対応も増えているため、業者に確認しておくと管理が楽になります。
トラブルを避けるための注意点
悪質な業者による不法投棄や明らかに高額な回収料金を請求されるといったトラブルに巻き込まれないためには、契約前の最終確認が重要です。
- □ 許可証の原本または写しを直接確認したか?(有効期限・廃油の記載があるか)
- □ 契約書に処理料金・運搬先・処分方法が具体的に明記されているか?
- □ マニフェストの運用方法について合意が取れているか?
- □ 見積もり料金が極端に安い、または高すぎないか?
- □ 担当者の説明は明瞭か?契約後の対応体制は十分か?
これらの点がクリアで、信頼できると判断した場合に、廃油の処理を委託するようにしましょう。
まとめ
廃油の処理方法は「有料処理・無料回収・有価買取・自社リサイクル」の4つに大別されます。自社の廃油の種類・量・状況によって最適な選択肢は異なります。
- 費用をかけずに処理したい方 → 無料回収業者の選び方を解説した記事 を参照
- 廃油を売ってお金にしたい方 → 廃油買取の流れを解説した記事 を参照
いずれの場合も、「排出事業者責任」の原則のもと、許可を持つ信頼できる業者を選ぶことがリスク回避の第一歩です。
クリメンでは、廃食用油を含む事業ゴミに詳しい専門スタッフが無料相談を受け付けています。新規開業の飲食店から、既存の委託先の見直しを検討している事業者まで、お気軽にご相談ください。

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